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第14回 使えば簡単! 結果が出ればカッコイイ! チッパーのお話

ゴルフギアの選び方
使えば簡単! 結果が出ればカッコイイ! チッパー

みなさんゴルフしてる!? こんにちはゴルフ坊やだよ!
スコアをまとめる上でとっても重要なアプローチ。でもこれが難しい。フルショットと違ってクラブを自分でコントロールしなければならないからとっても神経を使うよね。

でも、このアプローチをとってもやさしくしてくれるクラブがあるんだよ。その名もチッパーって言うんだ。チッパーは昔から存在しているんだけど、あんまり知られてないんだよね。今日はこのアプローチの救世主になってくれるかもしれないチッパーのお話だよ!

チッパーってどんな形しているの?

皆さんはチッパーって見たことあるかな? 見たこともない人のためにまずどんなクラブが説明するね。近年発売されたチッパーはパッと見、ほとんどウェッジやパターと形は変わらないんだ。違いの特徴はまずソールの幅が広くできていること。そして他のショットするクラブと比べてアップライト、つまりボールに構えた時に近く構えるように作られているんだ。

チッパーってどんな形

チッパーってどう使うの?

チッパーは難しいコントロールショット、特に50y以内のアプローチに威力を発揮するんだ。打ち方は普段のショットよりもボールに近く構えて、ショットみたいに手首を使わず、ロングパットのように打つだけでいいんだよ。

チッパーはアプローチをやさしくするためのスペシャルクラブ

幅広いソールがダフリを防ぎ、近く構えてパットのように打つことで、クラブのロフトなりにボールが上がり、シンプルなアプローチが簡単に打つ事ができるんだよ。

パットのように打つだけ

シンプルに打てるぶん、打てる球筋は一種類

難しいアプローチをやさしく打てるチッパー。なのに、上級者のゴルファーは使っていない方がほとんど。これはチッパーが「テクニックを使えるようにできていない」から。

ウェッジはボールを高く上げたりスピンをかけたり、色々な打ち方ができるようになっているクラブ。チッパーはアプローチのやりかたを一つに絞って、とことんそれをやりやすいように特化したクラブなんだ。

だから、やさしく打ててミスをしにくいクラブになっているんだね。普通のウェッジはテクニックが使える分、チッパーに比べてどうしてもミスが増えやすく、ミスしたときのリスクが大きくなっちゃう。もし、クラブをもう1本増やしても良いってルール変更があったら、チッパーの使用者は一気に増えるかもね。

ウェッジはミスした時のリスクが大きい

やさしいウェッジとチッパーには共通点がある

チッパーがやさしくアプローチを打てる理由に広いソールで滑りが良いことがあるんだけど、これはやさしいと言われるウェッジにも見られる特徴なんだ。
ソールが滑るとそれだけリーディングエッジが刺さりにくくなるので滑りの良いウェッジになるんだよ。これは以前、「ザックリが減るウェッジはこんな形」でも説明した内容だね!

ソール幅が広いほどダフリのミスに強い

ソールが広いほどダフリのミスに強い

「ウェッジの方が好きだけどできるだけやさしいのが欲しい」って人ならソールの幅が広いものを選ぶといいよ。その分シビアなテクニックを使うには向かなくなっちゃうけどね。

チッパーはアプローチの基本を覚えられる1本

ピッチ&ランを覚えることができる

使っているだけでピッチ&ランが自然と身に付く

チッパーは、ロフトによって球の高さや着地してからの転がりの量は変わるけど、スピンをかけるクラブではないから、基本は「ピッチ&ラン」というアプローチの形になるんだ。

簡単に言うと程よく上がって程よく転がるアプローチだね。これはアプローチの基本でロフト通りにボールを上げてグリーンに着地してから適度に転がして寄せる打ち方のこと。この打ち方は、チップインの確率も高いんだよ。

チッパーはこのピッチ&ランしかできないようにできているから、アプローチの基本を覚えるにはもってこいのクラブなんだ。

つまり、チッパーで毎回同じように打てるようになったら普通のウェッジでも同じ打ち方ができるようになるってこと!練習にも最適だし、それでいてルール適合だからコースでも使える。すごい便利でしょ!!

アプローチが苦手なゴルファーは騙されたと思ってチッパーを一度使ってみてね。チッパーに慣れる頃には、普通のウェッジでのアプローチも上達してるはずだよ!!

アプローチの救世主チッパー特集