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第38回 ピッチングとサンドの間のウェッジにこだわってスコアアップ

ゴルフギアの選び方
これにこだわればスコアアップ間違いなし? ピッチングとサンドのあいだのウェッジ

これにこだわればスコアアップ間違いなし? ピッチングとサンドのあいだのウェッジ

こんにちは! ゴルフ坊やだよ。今日はウェッジのお話です!
皆さんは、ウェッジを何本入れているかな?
ほとんどの人はきっとピッチングウェッジとサンドウェッジのあいだにもう1~2本ウェッジを入れていると思うんだ。
実はこの「あいだのウェッジ」のロフトをちょっとこだわるだけで、ゴルフがとっても楽になるんだ。

ではさっそく行ってみよう!

ウェッジってどんなクラブ? 改めておさらい

短い距離を打ちやすくするために設計された専用クラブ

ウェッジとは、距離の短いショットに適したクラブで、ロフトが多くついたクラブの事を指すんだ。

昔はグリーン周りから少しボールを上げてから転がしてピンに寄せる「ピッチングウェッジ」とグリーン周りのバンカーからピンに寄せる「サンドウェッジ」の2本が主流だった。

でも今は「アプローチウェッジ」や「ピッチングサンド」と呼ばれる、ピッチングとサンドのあいだを埋める「ギャップウェッジ」が生まれ、ボールを高く上げるためにサンドウェッジよりロフトの多い「ロブウェッジ」なども発売されているよ。


ウェッジとはフルショットしても距離が飛び過ぎず、ボールが止まるように設計された短い距離を狙いやすいクラブの事

ギャップウェッジが生まれた理由は「コントロールショットを減らすため」

昔はピッチングとサンドしかなかったのにアプローチウェッジ等のギャップウェッジが生まれた理由は、難しいコントロールショットを減らすためなんだ。
 
他のクラブよりもロフトの間隔が広かったピッチングとサンド2本だけだと、サンドじゃ届かないし、ピッチングじゃ飛びすぎる、っていう場面がとても多くなっちゃうよね。
つまりはピッチングで距離をコントロールショットをする場面がとても多くなる
 
だからフルショットでその間の距離を打てるクラブを作れば、距離感まで合わせなきゃいけない、難しいコントロールショットをしなくてもよくなる、っていう発想だね!

シンプルに打つことできるから、とってもゴルフがやさしくなるんだ。


アプローチウェッジ等が生まれた理由はピッチングとサンドの距離差を埋めるため。
短い距離でもフルショットで狙えるため、距離感やミートが難しいコントロールショットをする場面を減らすことが可能になった。

現在のクラブセッティングには欠かせなくなったギャップウェッジ

最近、ウェッジの刻印はロフト表記だけになってきたよね。だからアプローチウェッジとか、ピッチングサンドとか言う機会は少なくなったけど、だいたい48度~54度くらいのウェッジがギャップウェッジに相当するよ。
今はピッチングが44~46度くらい、サンドが56度くらいだから、その間のロフト角のウェッジだね。

実は、このキャップウェッジの存在がスコアメイクする上で昔よりも重要度が上がってきているんだ。

その理由はアイアン全体のロフトが立ってきているため、ピッチングウェッジのロフトも立ってきていて、昔よりサンドウェッジとのロフトの差が大きくなってきているから。

だからギャップウェッジを入れないと難しいコントロールショットをしなきゃいけない場面が増えてしまうんだよ。


現在のアイアンはロフトが立ってきているため、ギャップウェッジを入れないとピッチングとサンドの間に大きくロフト差が生まれてしまうためゴルフが難しくなってしまう。

正しいギャップウェッジの探し方は?

まずは自分のピッチングウェッジのロフトを調べよう

ゴルフのショートゲームをやさしくしてくれるギャップウェッジ。
でも、どのロフトがベストなのか分からないよね。

そこでまず調べてほしいのが今使っているアイアンのロフト設定。特にピッチングのロフトが重要になるよ!

例えばピッチングのロフトが44度だとしたらサンドウェッジが大体56~58だから最低でも12度の差があることが分かるよね。この差を知ることが自分にピッタリのギャップウェッジを探す上でとても大切なんだ。自分のクラブのロフトは古いクラブでもメーカーさんのホームページ等、インターネット上に掲載されていることが多いから調べてみてね。


自分にピッタリのギャップウェッジを手に入れるには、まず今使っているピッチングウェッジとサンドウェッジのロフトを調べよう!
そうすることで自分に必要なギャップウェッジのロフトが見えてくる。

ピッチング、サンドのフルショットでの距離差を知れば欲しいギャップウェッジの飛距離が分かる

今使っているピッチングとサンドのロフトが分かったらそれぞれのクラブのコースで打ったフルショットの距離を思い出してみて。
 
どのくらいの距離差があるかな?
 
例えばピッチングがロフト44度で120ヤード、サンドが56度で60ヤードだったとするね。その差は12度で60ヤードだから、単純に考えて2度につき10ヤード。
 
ロフト50度のギャップウェッジを選べば90ヤードぐらい飛ぶ計算になるよね。こんな風に、今使っているクラブのロフトとフルショットの距離が分かればどのロフトのウェッジを追加すれば大体どのくらい飛ぶのかを知ることができるよ。


自分のピッチングとサンドのロフトが分かったらそのクラブのフルショットの距離を思い出そう。
その距離の差とロフトの差を重ねれば、その中間のロフトのウェッジがどれくらい飛ぶのかをおおよそ知ることができる。

自分に合ったギャップウェッジの買い方【応用編】

ちょうどあいだの飛距離を選ぶもよし、自分が打ちたい距離を選ぶもよし

今回のお話は皆さんの参考になったかな?
ショートゲームが中々上達しないって人は、一度は自分のウェッジのロフトの間隔を確かめてみてね。
ロフトの選び方は、ピッチングのサンドの間で等間隔に入れるのがオススメだけど、
自分がフルショットで飛ばしたい距離を基準にしてロフトを選んでもOK!

自分が狙いやすいラインナップが一番良いんだからね。

最後にウェッジを選ぶ時の基本をひとつ。
購入する時は一つ前のクラブと同じぐらいか、ちょっと重めぐらいのクラブを選んでね。
軽いクラブを選んじゃうと振り心地が大きく変わってミスの原因になっちゃうよ!

色々なロフトを選べるオススメウェッジ

※価格は、2016年3月25日現在の当社売価となり、価格は随時変動しますのでご了承下さいませ。

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