• 151656
  • 現在の公開在庫数

浅重心と深重心 ドライバー、徹底検証!|中古 ゴルフクラブ|ゴルフ・ドゥ|豆知識:ゴルフギアの選び方

よくある質問お問い合わせ
その悩みに効くクラブ

浅重心と深重心 ドライバー、徹底検証!

中古ゴルフクラブ ゴルフ・ドゥトップへ > 豆知識 > 徹底検証!

深い重心と浅い重心、同じ条件で打ち比べてみた!

重心位置で何が変わる?

カチャカチャ機能で試してみました!!

最近のドライバーの性能を表すひとつの基準としてヘッドの重心位置というものがあります。この重心がヘッドのどこに位置するかによってクラブの性能に変化が生まれます。
 
・・・ですが、やれ重心が浅いだの深いだの、長いだの短いだのそういわれても分かりづらいですよね。そこで今回からはプロゴルファーでもあるわたくし関雅史が実際に試打してどう変わるのか、数値と一緒に解説してみようと思います!

今回試すのは、浅い重心と深い重心

この四角いウェイトを動かすことで重心位置を変えることができるんです!

今回、検証に使用するクラブはテーラーメイドのM1(2017)ドライバー。可変するウェイトが2個ついていて、上下に動くものは重心の長い短い左右に動くものは重心の深い浅いを調整することができます。
 
今回は左右に動くウェイトの位置を変化させて、重心位置が浅いクラブと深いクラブでどんな違いが出るかを検証していきます!

重心が浅くなるとどうなるの?

まず、通常はどのくらいなのかを知るために、最初にウェイトを初期設定・・・いわゆるノーマルポジションで打ってみましょう。
 
実際に私が打ったデータがこちらです。
今回の検証で特に大事な部分は赤く囲んでみましたので、チェックしてみてくださいね。

データ1
データ2

データ3

今回はできるだけ差をハッキリ出すためにできるだけ同じスイングを心がけました。
球数は2球ずつでぶっつけ本番・・・流石に緊張します。
 
私はナチュラルに振ると軽いドローが持ち球なのですが、このM1(2017)ドライバーはそのまま素直な弾道が打てていますね。データとしても安定していて悪くない数値だと思います。
 
一般的に理想といわれる打ち出し角度が12度~14度、スピン量が2200~2500ほどと言われていますので、そういった意味でも悪くない状態ですね。
 
では次にウェイトをフェース側に動かして重心を浅い状態にして打ってみましょう!

データ1
データ2

データ3

これが重心を浅くして打ったデータと弾道図です。
大事な項目はノーマルポジションのデータも乗せてみましたので比べてみてください。
 

データとしてはっきりと差が出ているのがまず打出し角です。それと微妙にですが浅い方がスピン量が減っていますね。これによって、1番の弾道はキャリー、飛距離ともに伸びていますね!

2番目の弾道は、飛距離は伸びていますがキャリーは落ちてしまいました。打ち出し角が低くなりすぎたのかと思われます。

さらに、目に見える弾道の違いとしては、1球だけですがフェードボールが出ています。
データ3

振り心地に違いはあるかというと操作性が高まる印象があります。重心が浅くなると、ヘッドの重い部分がシャフト軸線に近くなる、つまり握っているグリップと重さの中心が近くなるのでコントロールしやすくなるのは物理的にも自然な話ですね。
 
また、その重い部分がシャフト軸線・・・つまり、スイング回転の中心部分に近づいた分、ヘッド自体の自動的にターンしようとする動きは少なくなります
それによっていわゆるつかまり度合いが若干弱まったのでフェードボールが出るようになったのでしょう。

重心を深くして打ってみた

重心を一番深くして打ってみたデータと弾道図がこちら!

データ1
データ2

データ3

今度は打出し角が高くなり、スピン量が増えました。そして弾道は2球とも比較的強いフックボールになっていますね。ボール方向も大きく変化し、平均マイナス4.7です。これは明らかに「左に出てる」弾道と言えます。
高めで左方向へのフック弾道・・・まさに、重心が浅い場合に比べて真逆の球筋です。
さて、深重心にしたことでバックスピン量はそれほど大きく変化はありませんでしたが、打ちだし角が高くなっていまるのは前述の通り。

それにつれて、平均飛距離が少し落ちてしまいましたので、私にはこのクラブは深重心の状態よりはノーマルのほうがあっているようです。ただ、浅重心は飛んではいるものの、フェード・・・所謂逆球が出てしまっていますので、こっちが合うかはムズかしいところですね。
データ3

振り心地としては自然とアッパーブローのスイングになります。
ヘッドの後方に重い部分が集まるわけですから、ダウンスイングからインパクトにかけてヘッドのお尻のほうが下に落ちやすくなります。相対的に、フェース面は上を向きやすくなりますのでアッパーブローがナチュラルな動きになるのです。
 
またヘッド後方に重さが集まると、浅い重心の逆にトップからヘッドが返ろうとする力が強くなるのでつかまり度合いも大きくなります。2球ともフックは納得の弾道ですね。

このデータや弾道の違いは芯を外した時にこそ大きく出やすい

さて重心の深い浅いで何が変わるかを検証してみましたが、結果はいかがでしたでしょうか?まとめてみると、重心が浅いと深いではこんな感じに違いが出て、合う人合わない人が変わります!

重心の深さが変わると 重心の浅いクラブ 重心の深いクラブ
・打出し角が変わる 打出しが低くなる 打出しが高くなる
・スピン量が変わる スピンが減る スピンが増える
・ボールのつかまり具合 穏やかになる つかまりやすくなる
 

⇒ 重心の浅いクラブは弾道が高すぎる、スピン量が多すぎる人向け!
⇒ 重心の深いクラブは低弾道すぎる、途中で球がおじぎしちゃう人向け!
 
データの数値だけ見ると「なんだ、そのくらいしか変わらないのか」と思うかもしれませんが、これが結構侮れない数値なのです!その証拠に、弾道図では明らかな球筋の違いが出てますよね!
 
それに、こういった重心の変化はミスショットした時にこそ効果を発揮します
これは意外と誤解されている方が多いのですが、どんなドライバーでも真芯でとらえた時のショットは、重心の位置がよほど極端でない限り、ほとんど差が出ません
 
芯を外した時にこそ、重心がどこにあるかによってヘッドのブレ方が決まります。つまりはミスをしたときにこそ、クラブの特性による大きな差が出てくるのです。
 
今回の結果は、所謂「真芯」ではありませんが、通常のスイートエリアでヒットした時の結果になっています。この差は打点のズレが大きくなればなるほど、その数値にも大きな差が出てくるというわけです。

次回は重心位置の長い短いを検証します!

スピン少なめ、高操作性!重心の浅いクラブ

高く飛んでつかまりやすい!重心の深いクラブ

※平均売価は、2017年7月28日現在の当社売価となり、価格は随時変動しますのでご了承下さいませ。

PageTop

LINEで送る

コラムバックナンバー