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第55回 出っ歯ウェッジの良さとグースネックウェッジの良さ

ゴルフギアの選び方
出っ歯ウェッジの良さとグースネックウェッジの良さ

こんにちは! ゴルフ坊やだよ。
突然だけど皆さんはウェッジにこだわってる?

上手い人ほどウェッジを重要視していて、それぞれの好みや打ち方に合わせて選んでいる傾向にあるよ。そして、そのウェッジの最も好みがわかれる部分のひとつが「リーディングエッジの位置」なんだ。よく「出っ歯」とか「グースネック」とか言われる部分だね。

でも、見た目はともかく、ここが違うと実際に打った時にどんな影響があるのか?今回はそこを教えちゃいます!

「出っ歯」とか「グースネック」ってそれぞれどんなウェッジ?

まずは、それぞれの形と特徴を説明するね。

「出っ歯」はリーディングエッジが前に出ている

出っ歯はリーディングエッジが前に出ている
「出っ歯」は文字通りエッジが前に出ているウェッジの総称で、最近はコレが主流になっているよ。

特徴としては、エッジが出ているだけあって、ボールに直接コンタクトしやすく、少々沈んだライからでもボールを上げやすいというメリットがあるんだ。海外では日本と芝の種類が違ってボールが芝に沈みやすいからこの形が支持されているよ。

「グースネック」はリーディングエッジがやや引っ込んだ形状

グースネックはリーディングエッジがやや引っ込んだ形状
「グースネック」ウェッジは、「出っ歯」とは対照的に、リーディングエッジが後ろに引っ込んだ形状をしているウェッジの総称。リーディングエッジを後退させるためにネックを曲げるから「グースネック」って呼ばれるんだ。

10数年前に日本で流行っていて段々と数が少なくなった形なんだけど、最近では見直されてまた徐々に数が増えてきているよ。

グースネックのメリットはフェースが引っ込んでいる分、インパクトのタイミングが遅れるのでボールをつかまえやすく、出っ歯に比べ安定して距離が出せるというところだよ。

「出っ歯」「グースネック」はそれぞれどんな人に合うの?

それぞれの形の違いや特徴は分かったかな?じゃあ次は、それぞれのタイプはどんなゴルファーに合うかを教えちゃうね。

「出っ歯」は自分で色々と操作したいゴルファー向け

「出っ歯」はズバリ!テクニックを使いたいゴルファーに向いているよ。
ライが悪くてもボールに直接コンタクトしやすいのでシビアなテクニックも使いやすく、色々な打ち方に対応するモデルも多いんだ。

またグースネックに比べて、ロブショットのようなフェースを開いて使うショットもやりやすいからショットコントロールしたい人にピッタリだよ。

出っ歯は自分で色々と操作したいゴルファー向け
出っ歯のウェッジはテクニックを使いやすいので色々な打ち方で攻めたいゴルファー向け。

「グースネック」タイプは、オートマチックに打ちたいゴルファー向け

「グースネック」ウェッジは、できるだけオートマチックに打ちたいと考えているゴルファーに向いているよ。ボールがつかまりやすいのでバラツキが少なく、芯を外しても飛距離差が出にくいから安定した弾道を打ちやすいんだ。

だから、いわゆるお助けウェッジ的なモデルはグースネックになっているモデルが多い。できるだけシンプルにアプローチしたいゴルファーはこっちがオススメだよ!

グースネックタイプは、オートマチックに打ちたいゴルファー向け
グースネックタイプのウェッジは、ボールをつかまえやすく打点のミスに強いので、シンプルにアプローチしたいゴルファーに向いている。

まとめ

ウェッジの形状のお話どうだったかな?

ウェッジは、フルショットはもちろんアプローチやバンカーショットなど色々な環境で使うクラブ。
だからこそ、少しでもミスが減らせるようにこだわってほしいんだ。スゴくスコアに直結しやすい、てことだからね。

今回は、リーディングエッジの話だったけど、過去のコラムにはウェッジのソールや、ロフトバンカーショットなど、色々な角度から取り上げているから是非読んでみてね!

アプローチが苦手・・・、どうしてもミスが出ちゃう・・・、って人は、スペックだけじゃなく形も見直してみて!実は、そこがミスのポイントだったりするかもね!


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