Mizuno Pro 221 アイアンセット（ミズノ）の評価を見る・評価する

昭島武蔵野店のスタッフ　20代の男性です。
ドライバーのHSは45で、持ち球はストレートです。
フレックスS200、７Iを試してみました。

■全体的な感想、イメージ
上級者向けの純粋なマッスルバックアイアン。ミズノの中でも“打感重視・操作性重視”の伝統を受け継ぐモデル。飛距離性能はそこまで高くないが、打感とコントロール性能は抜群。スキルのあるゴルファーが使えば、ショット精度が格段に高まる武器になる。

■飛距離
基準的なロフト設定で、飛距離は「普通」またはやや短め。飛び系ではないので、「番手通り」の飛び方をする。飛距離よりもコントロール重視な人に最適。ミスヒット時は飛距離ロスが出やすい点に注意。

■方向性・コントロール性
抜群の操作性。フェード・ドロー、高低の打ち分けも自在。トップブレードが厚く、操作している感覚が手に伝わりやすい。左右の曲がりやすさ＝ミスの出やすさもあるため、ミスには正直。自分のスイングが「そのまま出る」クラブ。

■構えやすさ・見た目・デザインについて
非常にコンパクトでシャープな顔つき。トップブレードも少し厚みがあり、上級者が好む重厚感と精密さを演出。バッジや装飾がない「硬派でシンプルな見た目」。ミズノらしい「正統派アイアン」の代表格。

■打感・打音など
非常に柔らかくて“吸い付く”ような打感。鍛造アイアンの中でもトップクラスの打感と言われる。芯を外したときの「打感の悪さ」もハッキリ出るため、練習にもなる。打音は低めで、澄んだ金属音。

■スピン・弾の強さ・弾道高さ
スピン量は多め、特にショートアイアンでよく止まる。弾道はやや中弾道〜高弾道。弾の強さは、スイングが良ければ鋭くなるが、ミスすると弱い。「上から潰せる」スイングができる人に合う弾道設計。