G400 MAX ドライバー（ピン）の評価を見る・評価する

先日、ロフト角：10.5、シャフト：ALTA DISTANZAを試打させていただきました。
感想としては、ALTA DISTANZAというシャフトが軽量（40g）＆ワンフレックス（感覚的にはRくらい？）であるため、
シャフトに合うHSやタイミングのゴルファー、または
シャフトに合わせた打ち方ができるゴルファーにとっては
・高い弾道で
・そこそこの飛距離を
・真っ直ぐ
・安定して
打つことのできる総合点の高いドライバーと思いました。
打音は少し気になる高さなので、打音にこだわりがある方は試打で
確認した方が良いです。
ヘッドの大きさが気になるかもと思いましたが、構えて振ってみると
全く気になりませんでしたので、大きなヘッドが苦手という方にも
手にしてもらいたいですね。

私の腕前では、多くて30球程度を打たせていただく位の試打では
シャフトの柔らかさと軽さに慣れるのが精一杯でした。
シャフトは軽量で柔らかいので、気持ちHSを落として楽に振るように
していました。
たまにタイミングがバシッと合った時は前述のような気持ちの良い
球を打つことができました。
このシャフトは少し長めにセッティングされているので、
HS40前後でもタイミングを取って当てることができれば、
飛距離は結構出ます。

気になる方はぜひ試打をして自分に合うかどうかを確認したり、
所有して練習を積みシャフトに合わせた打ち方を習得すれば、
本番に強い武器になると思います。

6年前のクラブですが、値があまり落ちていないのが難点ですかね。
G430MAXや10kに乗り換えた方も多そうなので、在庫が増えて
お買い得感のある値段に落ち着いてくれれば、もっと良いのですが。

５回ほど打ちっぱなしでじっくり打ってみました。シャフトが軽く心配していましたが、振ってみると思ったよりはしっかりしています。シャフトのしなりを生かしてクラブに仕事をさせると、びっくりするほど距離が出ます。一方で、自分で振るとフック気味になり却って距離は落ちます。ゆったりと柔らかいシャフトに合わせて振ることが大切だと思います。

クラブスピードが48m/s以上、もしくはシャフトの「撓り」を上手く使えない人を除いて、多くのゴルファーが名器と感じるであろう素晴らしい出来です。
特に、ALTA DISTANZAシャフト、さすがはPING社が自信を持って純正ラインナップしているだけのことはあります。シャフトの撓りを使えない人、端的に言えば撓りを殺してしまう人には単なる柔らかめのシャフトでしかないですが、きちんとタイミングを取ってスイングできる人には、生涯最長飛距離の可能性が大きいと言えます。
いずれにしても、見栄や風評でクラブを選んでいる人には検討対象にもならないでしょうけれど、実を取る人には最強のドライバーと断言できます。

スライスに悩んで色々なクラブを試し、G400MAXに行きつきました。SFTも良いのですが、ラウンド後半に疲れてきて身体が回らなくなるとチーピンが出てしまうことがありましたが、MAXは最後まで安定して打てます。
私のヘッドスピードは40〜42程度で本来はフレックスSRが妥当なところですが、スピーダー569エボⅤ(シャフト選択ではエボⅣしか無かった)に換装。長さ45.25インチ、フレックスS+ミッドサイズグリップにしたところ、更に安定しました。
名機と言われるのが良くわかりました。
ただ、値段が高いのが難点。