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ゴルフ初心者が間違えやすいペナルティのスコアの書き方を解説します

初心者ガイド

「ゴルフのスコアが書けない」と思っているゴルフビギナーのみなさん。
今回の記事では、ゴルフのスコアの数え方とスコアカードの書き方についてご説明します。スコアが書けるようになれば、ゴルフをもっと楽しめるようになります。

そこで、この記事では、下記3つについてお伝えします。
・ゴルフ用語の解説
・スコアを書くときの注意点
・スコアを上手く書くための考え方

誰にでもできる方法で、ゴルフのスコアは簡単に書けるようになります。まずはこの記事で、概要をつかんでください。

パーとは、ホールの規定打数のこと

ゴルフのスコアを記入時によく使用する用語をまずは解説します。

規定打数で終わったら「パー」

そのラウンドの規定打数を、パーといいます。規定打数が5打のラウンドは、パー5です。
ゴルフのスコアに関する用語は、全てパーを基準にして考えられています。パーという用語は絶対に覚えてください。
パーよりも打数が多いか少ないかで、スコアが変わります。

パーより1打少ないと「バーディー」

ゴルフをプレイしたことがない方でも、バーディーという言葉は耳にしたことがあると思います。バーディーとは、パーより1打少なかった場合を指します。どんなホールでもあり得るスコアなので、まず最初に覚えてください。

実際にプレーする際も、バーディーが出せるように腕を磨きましょう。

パーより2打少ないと「イーグル」

パーよりも2打少なかったら、イーグルです。パー5のホールで最も出やすいと言われており、2オン1パットでイーグルを取るプレイヤーが多いです。

イーグルはホールインワンよりも難しいとされており、飛距離と正確性のあるゴルファーでなければ出せません。実力よりも運のほうが重要です。

パーより3打少ないと「アルバトロス」

パーより3打少ない場合は、アルバトロス(ダブルイーグル)といいます。アルバトロスとはアホウドリのことで、長い距離を巧みに飛ぶ姿から名付けられました。

アルバトロスを達成するにはかなりの飛距離を出す必要があり、めったに出るスコアではありません。プロのツアーでも数えられる程度しか出ていないことからも、その難しさがわかります。

ゴルフ初心者はトリプルボギーを目標にしよう

ここまでは、パーよりも少ない打数で終わった場合をご紹介しました。
しかし、初心者にとって、パーよりも少なくホールを終えるのは難しいです。初心者がパーよりも打数が多くなってしまうのは仕方のないことです。ここでは、パーよりも多く打った場合のスコアをご紹介します。

パーより1打多く終わったら「ボギー」

パーよりも1打多かったら、ボギーといいます。プロでもよく見られるスコアです。パーよりも多く打っていますが、初心者にとってはボギーはハードルが高く、次に説明するダブルボギーで上出来くらにの感覚で大丈夫です。

パーより2打多く終わったら「ダブルボギー」

パーよりも2打多かった場合は、ダブルボギーです。「ダボ」などと略されることがあります。初心者の方は、まずはトリプルボギーを目標にしてください。いきなり高い成績を残すのは難しいので、焦らずに少しずつレベルアップします。

パーより3打多く終わったら「トリプルボギー」

パーよりも3打多かったら、トリプルボギーです。
トリプルボギーよりも多く打った場合は、単純に打った数で表現します。パー5のホールで8打打った場合は、「トリ」などといいます。

ありがちな間違えやすいスコアカウント

ここでは、間違えやすいスコアカウントをご紹介します。

OBは最後に打ったところのできるだけ近くから打ち直す

OBになった場合は、ペナルティは+1打です。他のハプニングが起きた場合も、基本的には罰則は+1打であることが多いです。初心者の方がわからないのは、OBになったあと、どこから打ち直すかだと思います。OBになった場合、最後に打った場所のできる限り近くから打ち直します。

ロストボールも最後に打ったところのできるだけ近くから打ち直す

なくなったボールを探し始めて5分以内に見つからない場合、ロストボールです。OBと同じで、最後に打ったところのできる限り近くで打ち直します。ペナルティは+1打です。

ベテランゴルファーのなかには、「打った後に2罰足せばいい」と考える人もいますが、計算を間違える原因になるので、1打罰という認識でスコアを書いてください。

ウォーターハザード、ラテラルウォーターハザードは処置が4つある

池や小川にボールが入った場合は、処置が4つあります。スコアに影響するので、しっかり覚えてください。

ウォーターハザード

ウォーターハザードになった場合は、

・最後に打った場所から打ち直す
・ピンとボールが池に入った線の後方から打つ

の2つです。

まずはじめは、最後に打った場所から打ち直す方法です。

2つ目は、ボールが池に入った地点とピンを結んだ線上から打ち直す方法です。線上であれば、どれだけ後ろに下がっても構いません。

ラテラルウォーターハザード

ラテラルウォーターハザードの場合は、ウォーターハザードの2つの処置に加え、2クラブレングス対岸から打ち直す

の2つがあります。

1つ目は、ボールが池に入ったところから、ホールに近づかない2クラブレングス内にドロップして打つ処置です。
2つ目は、ボールが池に入ったところを基準に、ホールに対して等距離の対岸から2レングス以内にドロップして打つ処置です。

ラテラルウォーターハザードの場合は合計4つの処置があるため、間違えないようにしてください。

空振りは1打カウントする

空振りをした場合は、1打とカウントします。プロでも空振りはしますので、恐れずにフルスイングしましょう。

プレーイング4は特設ティから4打目を打つ

初心者が何度もティショットをOBにしていると、後ろの組がつかえてしまいます。そんな場合の救済措置として、プレーイング4というルールがあります。

ティショットをOBにしてしまった場合、1打プラスして3打目を打つのが通常のルールです。しかし、プレーイング4が設定されたゴルフ場では、3打目を打ったと仮定して、特設ティから4打目を打つことができます。

コースによっては設定されている場合が多いので、初心者のうちは必ず確認するようにしてください。

マークをしないでボールを拾った場合は1打罰

グリーン上でボールを拾う場合、マークをしなければいけません。忘れてしまった場合は1打罰です。必ずマークをするようにしてください。

バンカーでアドレス時にクラブが砂についた場合は2打罰

バンカーからショットをする場合、アドレス時にクラブが砂につくと2打罰です。重い罰則なので、バンカーでショットする時は注意してください。

上達に役立つスコアカードの書き方

ここからは、スコアカードの書き方に関して説明します。
スコアカードは、ただの記録ではなく、上達に役立てることができます。自分はどんなプレーが苦手なのかを分析して、今後の練習の参考にしてください。

また、ペナルティの書き方で間違える初級者ゴルファーが多いので、そちらもあわせてご紹介します。

パット数を書く

「パターは全ショットの半分を占める」と言われるほど重要なプレーです。
初級者の方は、自分がなにを苦手としているのかがわかっていません。ショットが苦手なのか、それともパターなのかをはっきりさせるために、ラウンド中のパット数を記入するのがおすすめです。

クラブの種類やショットの結果を書く

使ったクラブやショットの結果を書いておくことも、上達に役立ちます。
弾道を矢印で記入したり、クラブの種類をローマ字で記しておくと、自分がどのクラブが苦手なのか、ショットにどんな癖があるのかがわかります。練習でなにをすればいいのかがわかるので、上達がはやくなります。

ペナルティやバンカーに入った数を記入する

ペナルティを受けたときや、バンカーに入った回数を記録しておくのもおすすめです。
ロストボールならL、ウォーターハザードならW、バンカーならBという具合に書いておけば、自分がしやすいミスがわかります。

フェアウェイをキープできたかを書く

フェアウェイをキープする確率は、プロゴルファーでも平均60%台と言われています。アマチュアゴルファーなら、半分以上キープできれば、いいスコアを残すことができます。

フェアウェイキープできたらF、できなかったら左右のどちらに逸れたのかを書いておくと、自分のくせがわかります。

まとめ

ここまで、スコアとペナルティの解説と、書き方についてお伝えしました。

おさらいすると、
・ゴルフスコアは、パーを基準に打数が少ないか多いかで競う
・OBや空振りなどのミスには罰打がつく
・スコアの申告を間違えるとペナルティがつく

そして、スコアのペナルティスコアの書き方は、
・クラブの種類や結果を書いておく
・ペナルティやバンカーに入った数を数えておく
・フェアウェイをキープできたか書く

ということでした。まずは、ここでご紹介したことを活用して、ゴルフをもっと楽しんでください。

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