皆さんお元気ですか!ゴルフ坊やだよ。
「ザックリのミスがなくなったら、すぐスコアが良くなるんだけど…」なんて思っているゴルファーは多いのではないでしょうか?
そうです、ウェッジです。
フルショットしないクラブだから力加減が難しいし、ちょっと気を抜くとザックリ、トップ等、精神的にもダメージの大きいミスになっちゃうウェッジ。
今日は少しでもミスを減らしたい皆さんにウェッジの基本的な選び方をご説明します。
目次
単品ウェッジを買う時の選び方
たくさんあるロフトは、ロフトの間隔が均等になるように選ぼう
購入する前にピッチングウェッジのロフト角を調べよう
ウェッジを見る時に最初に確認したいのはロフト角。
どれくらい飛距離が出るのか、どれくらいボールが上がるのかを決める重要な要素だよ。
アイアンセットには、ほとんどの場合PW(ピッチングウェッジ)までがセットになっているからAW(アプローチウェッジ)、SW(サンドウェッジ)を単品ウェッジで2~3本を追加するのがおすすめ。
追加するウェッジのロフトの選び方は、自分のクラブのPWのロフトを調べておくと決めやすいよ。例えば自分のPWのロフトが44度で2本ウェッジを追加するとしたときは、50度と56度を追加するとロフトの間隔が6度ずつに均等になるのでショットの時に距離感が合わせやすくなるんだ。
バウンス角は自分のミスの傾向に合わせて選ぶ
ロフトの次にチェックしてほしいのがバウンス角。
これは簡単に言うとどれだけソールが出っ張っているかを表す数値だよ。
バウンス角が大きいほどザックリのミスをしづらくなる
一般的に0度から8度ぐらいまでをバウンスが少ないという意味でローバウンス。
12度ぐらいから16度ぐらいまでをバウンスが多い、ハイバウンスと呼んでいるよ。
バウンスの効果は大きいほど地面に刺さりにくくなること。少々ダフっても滑ってくれて、ダフりのミスやヘッドが地面に突き刺さるザックリが少なくなるんだ。
但し、大きくなり過ぎると接地した時にソールが先に地面に当たってしまってトップのミスが出やすくなることもあるから注意が必要だよ。
反対にバウンス角の少ないローバウンスは地面に刺さりやすくはなるんだけど、そのぶんソールの張り出しがないので芝の薄いところや土のようなベアグラウンド等の裸地から直接打つような場面では、ボールを拾いやすくなるんだ。
ロフト角とバウンス角の組み合わせ方で特性が変わる
ロフト角とバウンス角の効果や役割は理解してもらえたかな。
ウェッジの場合、各ロフトにバウンスのバリエーションが用意されているので、どんな場面に向いたクラブか、自分で好きな性能を選ぶことができるんだ。
わかりやすい例をいくつか挙げるから参考にしてみてね。
< 組み合わせの例 >
バンカー専用 :ロフト58度 / バウンス14度
フルショット専用 :ロフト56度以下 / バウンス12度
ベアグラウンド専用:ロフト58度 / バウンス8度以下
バンカー専用は、バウンスを大きくすることで刺さりづらくした組み合わせ。
少しくらい手前から打っても、ボールの周りの砂ごと弾き飛ばしてくれるから脱出しやすくなっているよ。ロフトが大きめになっているのは球を上がりやすくするためだね。
フルショット専用は、ウェッジで起こりやすい、ヘッドがボールの下を潜ってしまう「ダルマ落とし」を起こさないようにロフトを少なめに、そしてダフった時のザックリ防止でバウンス角を多めにした組み合わせ。
ベアグラウンド専用は芝がないようなところでもバウンスが邪魔にならないように、とにかくバウンスを減らして、フェースが直接ボールに当てやすいような組み合わせになっているよ。
打ち方のクセに合わせたウェッジごとのおすすめ
みんなが悩むSW相当のウェッジでは、どんな症状の人にはどういう設定のウェッジが合うかをまとめてみました!
さっきの組み合わせの例も合わせて、自分にはどんなセッティングがマッチするか選んでみてね。
ロフトの多いウェッジ(58度~60度)はこんな人におすすめ
・アドレスでハンドファーストの形が強い
・球を上げてアプローチしたい
ロフトの少ないウェッジ(56度)はこんな人におすすめ
・フルショットで「ダルマ落とし」になって飛距離が出ない
・フェースを開いても違和感なく構えられる
バウンスの大きいウェッジ(12度~14度)はこんな人におすすめ
・アプローチのザックリが多い
・バンカーが苦手
バウンスが小さいウェッジ(6度~8度)はこんな人におすすめ
・どんな状況からでもピンを狙いたい
・悪いライからでもボールを上げたい
ウェッジは良いライから打つよりも悪いライから打つことの方が多いクラブ。
それだけに、しっかり自分に合わせた正しい仕様のウェッジを持っておきたいよね。ロフト角とバウンス角の組み合わせを上手く考えて、自分にピッタリのウェッジを見つけてください!