今回、打ち比べ紹介するクラブはスリクソンZX5 MKⅡドライバーです。
2022年11月に発売された本ドライバーは「他社に負けない飛距離」にこだわって設計され、前作となる「スリクソンZX5」よりもミスショットに強くなっております。
本記事ではZX5 MKⅡドライバーの特徴、試打評価に加えて、前モデルとなるZX5ドライバーとの比較を実施。どんなプレイヤーにおすすめのドライバーであるかを解説します。
試打は「ゴルフドゥ!NEXTグローボ蘇我店」にて実施。店長兼インストラクターの一宮 京介さんによる感想を元にお伝えします。
目次
スリクソンZX5 MkⅡドライバーの特徴
まずは、スリクソンZX5 MKⅡドライバーの特徴について、以下項目に沿って解説していきます。
- 高反発エリアを前モデルより10%アップ
- クラウン素材がカーボンからチタンへ変化
高反発エリアは前モデルの110%
スリクソンZX5 MKⅡドライバーではフルチタン構造が採用されており、接合部のない「シームレス」なヘッドが実現しています。
そのため、従来の「チタン」と「カーボン」の複合構造と比較して、高反発エリアを110%にアップさせることに成功。フェース面の肉厚さを小さくすることによって、高強度と同時にインパクト時に大きな「たわみ」を生み出すことが可能となりました。
「FLEX ZONE(剛性の低いエリア)」と「RIGID ZONE(剛性の高いエリア)」を交互に配置することで、これまでにないボールスピードを生み出します。スイングのパワーを逃すことなく、しっかりと力強いボールで飛ばすことも可能です。
クラウン素材がカーボンからチタンへ変化
フルチタン構造が採用されるに伴い、クラウン素材が前作のカーボンからチタンへと変更されました。
これは本ドライバーの重要な特徴となる「リバウンドフレーム」の効果を高めるためであり、前述した「たわみ」を生み出すことにも大きく貢献しています。
ヘッド全体がボールを押し返すことで、高いボール初速を実現。パワーに不安を持つプレイヤーであっても、楽に飛距離を出せる性能に仕上がっています。
スリクソンZX5 MkⅡドライバーを試打して評価
こちらでは、スリクソンZX5 MKⅡドライバーを試打した感想を元に、それぞれの評価を記載します。
シャフトは純正シャフトとなるディアマナ「ZX2 50 S」を使用。
ヘッドスピード43.7m/sで打ち出し角度17度、トータル260ヤードの飛距離。バックスピンは2344RPM、サイドスピンは215というデータとなりました。
遠くへ楽に飛ばせるドライバー
クラブのクラウンがマット仕様となったことで、アドレス時にスッキリと感じられる見た目に変化しています。
打感については弾き音が高く、ボールがしっかりと飛んでいってくれると感じられる印象を受けました。
ヘッドの硬度を4層に仕上げることで実現したリバウンドフレームによって、フェースの球持ちも長く、よく弾むといった感覚を抱きます。その影響でヘッドスピードの数値以上に飛距離も出ており、遠くへ楽に飛ばしたいと考える方におすすめできるドライバーに仕上がっています。
スリクソンの中でもミスに強いモデル
ダンロップが展開するモデルの中でも、スリクソンはアスリート向けに分類されています。そのためヘッドスピードがあるプレイヤーはゼクシオではなく、スリクソンを選択した方が飛距離も出ていいプレイが出来るでしょう。
なおかつ、ZX5 MKⅡドライバーはスリクソンの中でもミスに強いモデルとなっているため、飛距離と直進性を同時に求める場合にもおすすめできます。
スリクソンZX5 MkⅡドライバーはどんな人におすすめ?
リバウンドフレームによってしっかりと飛距離を稼ぎつつ、直進性能があるドライバーになっています。
ボールの捕まりやすさも十分ですので、スイングスピードをある程度に抑えつつ、楽にボールを飛ばしたいと考える方におすすめです。
スピン量についてはある程度しっかりと数値としても出てくるモデルになっていますので、その点が気になるという場合は後述する「LS」モデルを検討してもいいでしょう。
【ギア情報】
| シャフト | Diamana ZX-2 50 |
| 発売年 | 2022年 |
| 推奨レベル | 中級者向け |
| ヘッド体積 | 460cc |
| ロフト | 9.5°、10.5° |
| フレックス(硬さ) | S、SR、R |
| 長さ(インチ) | 45.25 |
| キックポイント | 中 |
| 定価 | 79,200円 |
| 当社中古売価の相場 | 28,000~40,000円 |
スリクソンZX5との比較
前作となるスリクソンZX5においても、「リバウンドフレーム」が採用されています。しかし、チタンとカーボンの複合構造から、スリクソンZX5 MKⅡドライバーでは「フルチタン」へと改良されたことで、より反発性能を向上させています。
ボールの打感についてもスリクソンZX5 MKⅡドライバーのほうがよく感じられ、より硬い印象を受けるでしょう。ボールを弾いた感じ、反発感を求めるプレイヤーはスリクソンZX5 MKⅡドライバーの方が好ましいプレイを実現できるはずです。
両モデルとも高い反発性能を持っていますので、価格と性能を照らし合わせた上で比較検討されることをおすすめします。
スリクソンZX5 MkⅡLSドライバーの特徴
本モデルより、これまでスリクソン製ドライバーでは展開されていなかった「LS(ロースピン)」モデルが登場しました。こちらでは「LS」モデルの特徴について、以下項目に沿って解説します。
- フェースの印象は通常モデルと似ている
- ボールの捕まり性能は高い
フェースの印象は通常モデルと似ている
ウェイト箇所をフェース側へ寄せることによって、重心を前方に押し出しスピン量を調整することに成功しています。
アドレス時に確認できるフェースについては、通常モデルと大きな違いはないように感じられます。やや「LS」モデルはフェースが開いているようにも感じられますが、どちらも安心して構えられるサイズ感に仕上がっているといえるでしょう。
ボールの捉まり性能は高い
一般的に「LS」モデルは上級者モデルとなることから、ボールを捉えきれずに右方向へのミスショットが多くなりがちです。しかし、スリクソンZX5 MKⅡLSドライバーはボールの捕まり性能も高いことから、左右へのミスにも強くなっています。
ヘッドスピードが高く、ある程度の直進性を求めるプレイヤーの要望にも応えられるモデルに仕上がっているといえるでしょう。力強いスイングで安定したプレイをしたい方におすすめとなります。
スリクソンZX5 MkⅡLSドライバーを試打して評価
シャフトは純正シャフトとなるディアマナ「ZX2 50 S」を使用。
ヘッドスピード44.3m/sで打ち出し角度16度、トータル262ヤードの飛距離。バックスピンは1667RPM、サイドスピンは-115というデータとなりました。
スピン量はかなり抑えられる
構えた時の印象として、通常モデルと比較してディープフェースに感じられました。打感については通常モデルに近しいですが、ウェイト位置が手前にあることから打音については若干高くなっております。
通常モデルよりもスピン量はかなり抑えられているため、通常モデルではバックスピンがかかりすぎると感じられるプレイヤーにおすすめできます。アスリートモデルに位置づけられていますが、ある程度ヘッドスピードがある方であれば使いこなせるでしょう。
スリクソンZX5 MkⅡLSドライバーはどんな人におすすめ?
通常モデルとなるZX5 MKⅡドライバーを使用した際、バックスピンがかかりすぎて飛距離が出ないと感じるプレイヤーにおすすめです。スコアとしても100を切り、次のステップへ向かいたいと考える場合にも候補に入れてもいいでしょう。
初心者の方であっても、スポーツ経験がありヘッドスピードがある程度あるという場合には、選択肢に上がってくるかもしれません。まずは一度お試しされることをおすすめします。
【ギア情報】
| シャフト | Diamana ZX-2 50 |
| 発売年 | 2022年 |
| 推奨レベル | 中級者向け |
| ヘッド体積 | 460cc |
| ロフト | 9.5°、10.5° |
| フレックス(硬さ) | S、SR、R |
| 長さ(インチ) | 45.25 |
| キックポイント | 中 |
| 定価 | 79,200円 |
| 当社中古売価の相場 | 28,000~40,000円 |
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まとめ
本記事ではスリクソンZX5 MKⅡドライバーについて、特徴を踏まえながらどういったプレイヤーに向いているのかを解説しました。
ダンロップが展開するクラブの中でもアスリートモデルに位置づけられるスリクソンですが、スリクソンZX5 MKⅡドライバーは「LS」共に比較的使用しやすいモデルに仕上がっています。
ヘッドスピードをある程度抑えつつ、楽に飛距離を出したいと考える方は「通常モデル」を、ヘッドスピードがあり、スピン量を抑えたい方は「LS」がおすすめ。
前モデルとなる「スリクソンZX5」も踏まえながら、ご自身のプレイスタイルに応じた1本を選択しましょう。
いかがだったでしょうか。本記事がゴルフクラブ選びの参考になれば幸いです。
記事編集者プロフィール
ゴルフドゥ!オンラインショップ編集部
| 会社名 | 株式会社ゴルフ・ドゥ |
| 所在地 | 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-1 |
| 会社設立 | 2000年4月 |
| お問合せ | https://www.golfdo.com/inquiry/ |