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ゴルフ女子がセンスを感じるメンズゴルファー夏の着こなし術(20代・30代向け)

ゴルフファッション

冬と違って、トップスとボトムスを組み合わせだけのシンプルなコーディネートになりやすい夏ゴルフ。

アイテムが少なければ少ないほど、組み合わせによっては「ダサく」なりやすいが、センスを感じさせる組み合わせ方には、実はある法則があった。

そこで、専門誌でファッション企画を多く手掛けていた「ゴルフ姉さん」が残念な服装にならないためのゴルフウェア選びを紹介する。今回はより具体的に、20代から30代までの若いゴルファーが陥りやすいコーディネートのミスと王道を紹介しよう。

また、ゴルフウェアの中でも「ユーズドウェア」を最大限に利用した数千円からの“激安コーデ”を例に出しながら紹介するゾ! ウェア迷子必見だ!

若さゆえ陥りやすい「ダメンズコーデ」に要注意!

ゴルフを嗜む紳士淑女のみなさん、ごきげんよう。ゴルフ姉さんよ。

私、ゴルフ場に行くたびに男性のファッションに目がいってしまうのだけれど、意外と残念なファッションって少なくないのよね。ファッションには「年相応」という言葉があって、若いのに地味すぎる格好や、ご年配なのに若すぎる格好をしているとファッション音痴と思われがち。

今回は自分のコーディネートに自信がないゴルフ紳士の中でも、年齢が20代から30代までの若い紳士のみなさんのファッションについて一言モノ申すわね。

ありがちなのが「スポーティ」をはき違えていること。学生時代に運動部に所属していた人に多いのよね、せっかくの女子とのラウンドなのに「ザ・ユニフォーム」を着てきてしまう人。

若さ」「暑い夏」「女子とのラウンド」この3つが揃ったら、大胆におしゃれに攻められるコーディネートを着ないともったいないわよ。

ザ・ユニフォームになってしまう原因

まずは「ユニフォーム」になってしまう原因として、私が考えるに主に2つあるの。ひとつはシンプル過ぎること、もうひとつはサイズ感がゆるゆるなこと。ひとつずつ説明するわね。

シンプル過ぎると!?

シンプル過ぎることの何がいけないかというと、遊びが無さすぎることが挙げられるわ。

例えば、せっかく爽やかな白パンツを履いたとしても、それに合わせるのがブラックやネイビー一色のポロシャツだった場合、これはもう完全にユニフォーム。「ゴルフ部感」が出てしまうのよね。

特に若いゴルファーだと、本人はシックに決めたつもりでも周りからみたらそうは見えない場合も多いわ。気を付けてね。

サイズ感がゆるゆるだと!?

あとはサイズ感の問題。ゴルフウェアは伸縮性の素材を使ってカラダにピッタリ合うように作られているものも多いから、ゆるく着るというのはご法度。ダボダボ感がダサさを助長するわ。気を付けてね。

女子受け必至、裏切らないコーディネート

じゃあ具体的にどうしたらいいの?というメンズのみなさん、大丈夫。教えて差し上げますわ。

まずはユニフォームにならないために重要なのが、「色を取り入れる」こと。この色というのを勘違いしないでほしいのだけれど、さっきのブラックやネイビーのポロシャツを赤やオレンジ一色にすればいいってもんではなくてよ。

遊び心を足す

地色はブラックやネイビーでもいいのだけれど、そこに色を入れていくのが大切なの。例えば大きなロゴやワッペン。遊び心を足していくことが必要よ。

迷ったら、何にでも合わせやすいボーダー柄や植物をテーマにしたボタニカル柄にチャレンジしてみるのはどうかしら。

あとはサイズ感よね。メーカーによって作りが違うから店舗で試着できるのが一番いいのかもしれないけれど、インターネットでショッピングする際に試着は難しいわよね。

そこで、今持っているウェアの寸法を測っておいて、それに一番近いものを選ぶというのをおすすめするわ。「ネットで買って失敗しちゃった」を無くすためにも必要だし、何よりも自分のカラダにぴったり合ったウェアが、一番かっこよく見えるものよ。

夏ポロの着こなし、シャツはインする?しない?

必ず話題にのぼる、「ポロシャツはインしなければならないのか?しなくてもいいのか?問題」についてだけれど、インしたほうがいい、しないほうがいいの境界線はポロシャツ自体にあるのよ。

インしないポロシャツ

どういうことかというと、半袖のポロシャツの中には「インしないことを前提に作られているもの」があるの。

これを無理やりインしようとすると、スウィングするたびにパンツからはみ出て、その都度インし直す羽目になるわ。作り手側の意図を汲んでインするかしないか決めるべきだと私は思うわ。

インするポロシャツ

逆にインする前提で作られているものをインしないと、それはもう、夏休みの小学生か!とツッコミを入れたくなるほど、だらしなく見えるわ。小学生ならそのすそで鼻水を拭くでしょうね。

インする、しないの見分け方

インするかしないかの見分け方だけれど、インして着てみたときにエアスイングをしてみて。この時にポロシャツの裾が出てきてしまうものだったら、インしなくてもいいと思うわ。

あとは、インしない前提のものだと、ポロシャツのすその部分のカッティングが特殊になっているものがあったり、すそに切れ目が入っている場合もあるわ。新しいウェアを買うときはそれも確認してみるといいかもしれないわね。

インナー着用で疲れも日焼けも防げる!

夏ゴルフに慣れていない人は、直射日光によって体力を奪われてしまうわよね。本来であれば人のカラダは汗をかいてその気化熱で体を冷やすのだけれど、暑さと湿度によってそれが間に合わないと熱中症になってしまうことも。

長袖インナーがおすすめ

そんなときに重宝するのが長袖インナーよ。「インナーなんて着たら余計暑いんじゃ?」と思うかもしれないけれど、吸汗速乾のドライ素材で作られたインナーは、むしろ汗の発散を促してくれて、着ていないときよりも快適にゴルフができるのよ。

長袖インナーは単色の黒・白が多いから、コーディネートの邪魔にならないし、直射日光を防ぐことで疲れや日焼けからも守ってくれる、夏ゴルフに欠かせないアイテムのひとつなのよ。知らなかった人はぜひ活用してみてほしいわ。

夏は涼しくて、動きやすいハーフパンツもおすすめ

夏ゴルフで私がおすすめしたいのがハーフパンツ。特にブラックやネイビーのロングパンツを夏ゴルフで履いてくる人にずばり言いたいのだけれど、「見てるこっちが暑苦しい!」のひと言よね。

よっぽどの名門コースでない限りはハーフパンツの着用がドレスコードに引っかかる心配はないわ。ハーフパンツの話のときについて回るのが靴下問題。

ハーフパンツにはハイソックスと決められているゴルフ場はいまは、ほとんどないと言ってもいいわ。とはいえ、大切なのはTPO。事前にゴルフ場を調べてNGでないことを確認しましょうね。

キング・オブ・ダサゴルファー

女子目線で言わせてもらえば、クロップドパンツという6~7分丈のパンツを履いていながら、くるぶしよりも上の靴下を合わせているのは「キング・オブ・ダサゴルファー」の称号を与えたくなるほどご法度。もう言語道断よ。

クロップドパンツは結構上級者向けだと思うから、よっぽどおしゃれに自信がない人は、まず手を出さないほうが良くてよ。おとなしくハーフパンツにしておきなさいね。

とはいえ、中には「すね毛NG」の女子も。チョイスが難しいけれど、もしゴルフデートならハーフパンツは避けて、爽やかな白パンツなんかがいいかもしれないわ。

小物とのコーデにこだわる!

ここまできて、ユニフォーム感を無くすこと、自分のカラダに合ったサイズを選ぶこと。TPOに合わせてハーフパンツを活用することを挙げたけれど分かっていただけたかしら?

あまり細かいことを言わなかったけれど、これを選べば鉄板なコーディネートも教えておくわね。それが「マリンコーデ」よ。

白パンツにネイビーとホワイトのボーダーポロであら不思議。一気にこなれ感を出すことができるの。困ったときのマリンコーデは覚えておいて損はないわね。

夏ゴルフの小物と言えばサングラスだけれど、最近はスポーツタイプ以外のファッション性の高いものも多く出ているから、ウェアに合わせて選んでみるといいと思うわ。

キャップもメッシュキャップのほうが涼しげでおすすめよ。

清潔感こそが夏ゴルフのたしなみ

もしゴルフ女子とラウンドするときに一番気を付けなければいけないのは「清潔感」。

汗だくでベトベトな人は百年の恋も一気に冷めるわ。大切なのはこまめに汗を拭くことと、必要であればハーフの折り返しでポロシャツだけでも着替えるのも◎。

上で話したように、吸汗速乾のドライ素材のインナーを着用するのもひとつ。「気を遣ってくれているんだな」というのが伝わるだけでも好印象間違いなしよ。

まとめ

着こなしに迷う男性は多いと思うのだけれど、まだ若い20代~30代のゴルファーはぜひ色々と冒険をしてみるべきよ。

スコアよりも、まずはゴルフを大好きになることが大切だと私は思うわ。ゴルフを思い切り楽しめれば、一緒にプレーする女子ゴルファーにも伝わるはず。最低限のエチケットは守りながら夏ものびのびゴルフをしてちょうだいね!