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【2024年最新】ウェッジのおすすめランキング20選!人気メーカーや選び方を解説

ゴルフギアの選び方
【2024年最新】ウェッジのおすすめランキング20選!人気メーカーや選び方を解説

ゴルフのスコアメイクに大切な役目を果たすウェッジですが、どのようなものを使ったらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事ではゴルフクラブのウェッジの種類や特徴とそれぞれの使用シーン、自分に合ったウェッジの選び方とおすすめのクラブを紹介します。

後半では腕前別に人気ランキング形式でウェッジを紹介していますので、ぜひクラブを選ぶ際の参考にしてみてください!

目次

ゴルフのウェッジとは?

ウェッジとは、ピンまで100ヤード以内の短い飛距離を打ちたい時に使用するクラブのこと。バンカーや深い芝に入ってしまったボールを出す際にも使われます。

ウェッジを使ったグリーン周りの短いショットのことをアプローチと言い、ウェッジを使いこなしたアプローチショットで確実にピンにボールを近づけることができれば、スコアはグッと縮まると言えます。

ウェッジの見た目としては、ボールが当たる面(フェース)が上を向いているのが特徴。これにより、高く上がって落ちたところで走りすぎないバックスピンのかかったボールが打てるようになります。

ウェッジの種類

ウェッジはロフト角によって大きく4つの種類に分けられ、それぞれピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジと呼ばれます。

以下ではそれぞれの特徴と、使用シーンを種類別に紹介します。

ピッチングウェッジ(PW)

ピッチングウェッジはフルショットでボールを高く上げ、グリーン上の落ちたところでぴったりと止まるバックスピンのボールを打つのに適しています。

ウェッジの中で1番少ないロフト角でその角度はおよそ44〜47度。最近では37度ほどのクラブもあります。

ピッチングウェッジはアイアンセットの中に含まれていることが多く、番手としては9番アイアンの1つ下に位置します。飛距離は約100〜120ヤードほどです。

アプローチウェッジ(AW)

アプローチウェッジはピッチングウェッジとサンドウェッジの中間の飛距離を出したい際に使用します。そのことから、差を埋める「ギャップウェッジ」と呼ばれることもあります。

ロフト角はおよそ48〜53度ですが、最近では42度くらいのクラブもあります。このロフト角の幅で前後しますが、飛距離は80〜100ヤードほどです。

グリーン近くにてボールをあげて転がす、ピッチエンドランという打法に使いやすいクラブでもあります。

サンドウェッジ(SW)

サンドウェッジはサンド=砂という名前から想像できる通り、主にバンカーショットに使用しますが、そのほかにも深い芝に入り込んでしまったボールを出したい時やボールを高く上げるロブショットにも使うことができます。

この後の文で詳しく説明しますが、バウンス角が大きいサンドウェッジの方がこのようなシーンで使いやすく、初心者にもおすすめです。

ロフト角はおよそ54〜58度で、フルスイングでの飛距離は80ヤード程度です。

ロブウェッジ(LW)

ロブウェッジは名前の通りロブ=高いボールをあげる際に使用します。ロフト角が60度以上あるウェッジでソールに厚みがあり、飛距離はフルショットでも50ヤード程度。距離を出しすぎたくないときに便利な1本です。

ただ、ゴルフを始めたばかりの人だと細かいヤード数を調整することは難しいと思いますので、最初のセットの中にロブウェッジはなくてもいいかもしれません。よりスコアアップを目指したい方や、短い距離がいまいちうまく出せない方は取り入れてみるといいでしょう。

初心者必見!自分にあったウェッジの選び方

ここまで4種類のウェッジについて紹介しました。沢山のメーカーが様々なウェッジを出していますが、ご自身のスキルや経験、癖によって自分に合ったものを選ぶことが上達の要です。

ここからはウェッジを選ぶ際のポイントとして、「ソール幅」「ロフト角」「バウンス角」「シャフト」「ネック」の5つにわけて説明していきます。

ソール幅で選ぶ

ソールとはクラブのヘッド部分の底のこと。初心者であれば、ソール幅が広いものがおすすめです。

ソール幅が広いということは地面との接地面積が大きくなるということなので、そのぶん地面の上をある程度滑ってくれる効果があります。これにより、ダフリ(ボール手前の地面ごと深くえぐってしまうこと)などのミスが軽減されます。

反対にソール幅が狭いと接地面が細長くなるためクラブが地面に刺さってしまいやすい、という方がイメージしやすいかもしれません。

ソール幅が広いものを選んだ際のデメリットとしては、深い芝にボールが入ってしまった場合、芝の抵抗を受けやすく、ヘッドに重さを感じクラブの振り抜きが難しくなることがあります。

ウェッジの種類により、使うシーンに合わせてソール幅を選んでくださいね。

ロフト角で選ぶ

ロフトとはクラブを地面に置いたときに、垂直線とフェースの平面部分が成す角度のこと。フェースが斜めであるほどロフト角は大きく、垂直に近いほどロフト角は小さくなります。

つまり、ロフト角が大きいとボールは高く上がりますが飛距離は伸びず、反対にロフト角が小さいとボールの弾道は低くなりますが飛距離が出やすくなるイメージです。

アイアンセットにはピッチングウェッジが含まれていることがほとんどなので、アプローチウェッジなどを買い足す際にはピッチングウェッジを基準にして、4〜6度の間隔で均等に選んでいくと良いでしょう。これにより、飛距離の打ち分けがよりやりやすくなります。

バウンス角はスイングやミスで選ぶ

バウンス角とは、ソール部分がクラブのシャフトを地面に対して垂直にした時にどれくらい出っ張っているのかを表す数値のこと。

ウェッジのバウンスはこの角度によって大きくふたつに分類され、0〜8度程度のバウンスであれば「ローバウンス」、12〜16度程度であれば「ハイバウンス」と呼ばれます。練習場のマットの上よりも、ゴルフ場の芝の上でボールを打つときにこの違いが発揮されます。

初心者に多いダフリや、慣れないうちは脱出が難しいバンカーショットなどでのミスを軽減してくれるのは、バウンス角の大きいウェッジです。このようなミスが多いという方は12〜14度くらいのものを選ぶことをおすすめします。

シャフトはアイアンセットに合わせる

クラブの棒の部分であるシャフトの長さや硬さ、素材などはアイアンセットに合わせるのがおすすめ。これによりフォームのずれやミスショットを最小限にします。シャフトの素材にはカーボン製とスチール製の2種類がありますので、ウェッジもアイアンと同じものを選びましょう。

また重量に関してもアイアンセットと同量のものを選ぶか、もしくはやや重いものを選ぶと良いです。ある程度重さのあるクラブを選ぶことでアプローチの安定感につながります。

ただし重すぎるとクラブを持ち上げるテイクバックの時点でフォームがブレてしまったり、軽すぎると手打ちになってしまいボールのトップを叩いてしまうミスを引き起こす原因となってしまうので注意が必要です。

ネックの形状で選ぶ

ネックとはシャフトとヘッドをつなぐ部分のことで、その形状から大きく3種類に分けられ、その見た目からそれぞれ「グースネック」「セミグースネック」「ストレートネック」と呼ばれます。自分の癖によってもちろん相性はありますが、初心者の方におすすめなのはグースネックです。

グースネックはリーディングエッジと呼ばれるフェースの最下部が右に引っ込んでいて、ガチョウの首のような形をしています。

フェースが右側になるためスイングに対してボールに遅れてミートしてくれ、しっかりとインパクトすることができます。初めのうちはアプローチショットやバンカーで手打ちになりやすいので、自然とボールとフェースが正確にミートしやすいものを選ぶと良いでしょう。

ウェッジの代表的なメーカー・ブランド10選

ランキングの前に、ゴルファーに人気のウェッジを販売している代表的な国内・海外メーカーを人気順に10社ご紹介します。

タイトリスト

タイトリスト

PGAツアーで使用されているウェッジ、ボール、近年ではドライバーでも使用率1位を獲得したメーカーです。ウェッジに関しては2004年からずっと使用率NO.1の座を守っています。

タイトリストは設計者であるボブ・ボーケイ氏の名を冠して「ボーケイ(VOKEY)」というブランド名でウェッジを販売しています。

その特徴は何といってもラインナップの多さ。微妙にソール形状が違うウェッジを最新作では7タイプも発売しました。繊細なショートゲームで使うクラブだからこそのタイトリストらしいこだわりです。

クリーブランド

クリーブランド

1979年に創業者、ロジャー・クリーブランド氏によって誕生したアメリカのクラブメーカーで、2007年にダンロップグループの一員になりました。

クリーブランドのウェッジで人気なのは「RTX(ローテックス)」というシリーズです。その小ぶりで引き締まった顔(フェース)や、バランスの効いた振り心地にはファンが多く、松山英樹プロが2021年マスターズで優勝した時に使用していたのもクリーブランドのRTX-4フォージドウェッジです。

キャロウェイ

キャロウェイ

石川遼選手などの契約プロをはじめ、ドライバーからアパレルまで華やかな展開を見せてくれるブランドですが、ウェッジも近年非常に力を入れており、ボーケイ&クリーブランドの2強に割って入るかというほど人気があります。

近年は、ボールに食いつく溝が特徴的な「JAWS(ジョーズ)」1種類の販売ですが、中古市場ではオーソドックスな形状の前モデル「マックダディ」シリーズもいまだに人気があります。

フォーティーン

フォーティーン

ウェッジ好きなら誰もが知る日本のクラブメーカー。ブランドの方針で、これまで一度もプロゴルファーと使用契約を結んでおらず、「アマチュアに一番近いメーカー」を掲げていますが、実は密かにツアーで数多くの優勝に貢献している実力あるウェッジです。

中上級者向けの「RM」シリーズと、初心者や女性にも優しい「DJ」シリーズの2つが人気で、特にDJシリーズはバンカーが苦手な方や、チャックリに悩んでいる方からの高評価が多く、フォーティーンの真骨頂とも言えるウェッジです。

ピンゴルフ

ピンゴルフ

渋野日向子プロの全英女子オープン優勝で、ゴルフ好き以外にも広く知られるようになったピン(PING)。「売れるものではなく、良いものを作る」という信念を今も貫く彼らが生み出すウェッジは、とてもオートマチックな性能です。

「グラインド」シリーズは幅広のソールが特徴的で、フェースを開いて鈍角に入れて…と難しく考えなくても、芝の上を軽やかに滑ってボールを拾い、高いスピン性能を発揮してくれます。

テーラーメイド

テーラーメイド

「ステルス」などのドライバーで良く知られるアメリカのメーカーで、ゴルフ4大メーカーの1つでもあるテーラーメイドは、ウェッジでも独自路線をひた走ります。

「ミルドグラインド」と名付けたウェッジはフェース面にメッキを施さず、錆びやすいデメリットの代わりに高スピン性能を手に入れています。「ミルドグラインド ハイトゥ」に至ってはフェース全面に溝を施し、高い重心でプロのような「低く出てキュッと止まる」球が打ちやすくなっています。

ミズノ

ミズノ

ミズノのウェッジの一番の特徴は「打感が良いこと」。繊細なフィーリングを必要とするグリーン周りにおいて、ウェッジの打感はイメージを膨らませる為に、上級者ほど重要視する傾向があります。

クラフトマンの技術が光る鍛造製法やメッキ技術による柔らかい打感がアプローチの安心感に直結。ツアー仕様の「MP T」シリーズと、安定感を高めた「MP S」シリーズがラインナップ。ちなみにミズノの熱烈ファンのことをゴルフ界では”ミズラー”と呼びます。

ブリヂストン

ブリヂストン

古くから日本ツアーを支えてきたブリヂストンには「BRM」というウェッジのシリーズがあります。その中でもオーソドックスな「BRM」とグースネックで丸顔の「BRM HF」に分かれています。

前者はネック周りに歪みを一切感じないほどスッキリしていて構えやすく、後者は昔ながらの顔つきでシルバーを中心に根強い人気です。こうした「ミスを想像させない」顔つきを作るのがとても上手なブランドです。

キャスコ

キャスコ

お助けクラブと言えばドルフィンウェッジ、というくらい、お助けクラブの地位を不動のものにしているのが、枠にはまらない思考でクラブから用品まで次々と新商品開発を続けるキャスコのウェッジです。

ドルフィンウェッジはバンカーが苦手なゴルファー用に2013年に発売され、独特のソール形状によるお助け機能で瞬く間に人気を得ました。今もその人気は健在で、特にパワーが足りずバンカーを苦手にしている多くの女性や初級者を助けています。

ダンロップ

ダンロップ

ダンロップが抱えるゴルフブランドには、「スリクソン」「ゼクシオ」「クリーブランド」があります。前の2つにはクラブにダンロップの刻印があり、クリーブランドには無い為、ウェッジを語る際はそれぞれを分けるのが通例です。

その中で意外な人気がゼクシオのウェッジ。軽量で寛容性が高く、軽くポンと当てるだけで球が前へ飛んで行ってくれる「飛ぶウェッジ」です。また昔ながらのグースネックなので薄い芝からでもボールを拾っていける安心感があります。

初中級者向けウェッジの人気おすすめランキング10選

一般公開している在庫だけで13万本を超える中古ゴルフクラブショップのゴルフドゥ!オンラインショップで売れているウェッジの中から、「初中級者向け」「中上級者向け」に分けて、人気のあるおすすめウェッジ10選をご紹介します。まずは初中級者向け10選のご紹介です。

※中古価格相場は2023年7月現在

1位 ローテックス ジップコア ツアーサテン

ローテックス ジップコア ツアーサテン

クリーブランドのRTX(ローテックス)ジップコアは、上下の慣性モーメントを高め、ボールが芝に浮いている/沈んでいる、そのどちらでも縦距離やボールスピードが揃いやすいという口コミが多いウェッジです。

また、ミーリングを施した溝の本数を増やし深くすることで、夏のラフや雨が振ってフェースが濡れた時でも高いスピン量をキープ。ウェッジの中では小顔での部類で、クラブ重量とバランスも重めのウェッジなので、打ち急いでトップが出やすい方にもおすすめです。

メーカー クリーブランド
発売年 2022年
推奨レベル 中級者向け
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 ロストワックス精密鋳造
グラインド形状 3種類
ロフト角×バウンス角
  • 46°× 10°
  • 48°× 10°
  • 50°× 10°
  • 52°× 10°
  • 54°× 10°
  • 56°× 6°、10°、12°
  • 58°× 6°、10°、12°
  • 60°× 10°
中古価格相場  7,000円 ~ 17,000円

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2位 ジョーズ(JAWS) 2019 クロム

ジョーズ 2019 クロム

背面の青いドットが印象的な高スピンウェッジ。4作続いた「マックダディ」シリーズから、新たに37Vグルーブという、映画「ジョーズ」のサメのようにボールに食いつく新溝を搭載して、マックダディ5=JAWSが誕生しました。

上級者のような「トン・トン・キュッ」と止まる憧れのアプローチが打ちやすいウェッジで、グリーン上を行ったり来たりしてしまう初中級者は一度試してみるべきスピン性能です。他社と比べて丸顔ではなくシャープな形状なのも、アイアンからの流れで構えやすさを得たいゴルファーにおすすめのポイントです。

また、ミーリングを施した溝の本数を増やし深くすることで、夏のラフや雨が振ってフェースが濡れた時でも高いスピン量をキープ。ウェッジの中では小顔での部類で、クラブ重量とバランスも重めのウェッジなので、打ち急いでトップが出やすい方にもおすすめです。

メーカー キャロウェイ
発売年 2019年
推奨レベル 中級者向け
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 4種類
ロフト角×バウンス角
  • 46°× 10°
  • 48°× 10°
  • 50°× 10°
  • 52°× 10°、12°
  • 54°× 8°、10°、12°
  • 56°× 8°、10°、12°
  • 58°× 8°、10°、12°
  • 60°× 8°、10°、12°
中古価格相場  8,000円 ~ 16,000円

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3位 ドルフィン ウェッジ DW-118

ドルフィン ウェッジ(Dolphin Wedge)DW-118

苦手をカバーしてくれるお助けウェッジの代表格とも言えるのがドルフィンウェッジです。このウェッジが最も活躍する場は「バンカー」。刺さる・跳ねる・飛ばないといった、バンカー苦手なゴルファーを助けてくれるのがウェーブ状になった特殊ソールです。

通常のグリーン周りでもバウンスがオートマチックに滑るので、想像よりもスピンがかかります。キャディバッグに刺さっていれば、他のクラブと比べても違和感が無い雰囲気も嬉しいところです。10年以上売れ続けている実力は伊達じゃありません。

メーカー キャスコ
発売年 2018年
推奨レベル 全ゴルファー
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 48°×センター5°、ヒール0°
  • 50°×センター5°、ヒール0°
  • 52°×センター5°、ヒール0°
  • 56°×センター7°、ヒール3°
  • 58°×センター7°、ヒール3°
  • 60°×センター7°、ヒール3°
  • 64°×センター7°、ヒール3°
中古価格相場  5,000円 ~ 16,000円

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4位 グライド(GLIDE) 4.0

グライド 4.0

ピンはアイアンだけでなくウェッジでもダフりに強いのが特徴です。また名器と言われるアイアンを多く作っている技術から、ウェッジでもフルショットした時のブレがとても少なく、100ヤード前後のショット成功率に大きく貢献してくれるはずです。

スピン性能が極めて高いわけではないものの、スピン量が安定しているのでランで寄せていくイメージが出しやすいのも特徴です。ソール形状はS、T、W、EYE2と4種類あり、初級者にはソールが広いWグラインドがとても人気を得ています。

メーカー ピンゴルフ
発売年 2022年
推奨レベル 全ゴルファー向け
ヘッド素材 8620カーボンスチール
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 4種類
ロフト角×バウンス角
  • 46°×12°
  • 50°×12°
  • 52°×12°
  • 54°×10°、12°、14°
  • 56°×10°、12°、14°
  • 58°×6°、8°、10°、14°
  • 60°×6°、8°、10°、14°
中古価格相場  13,000円 ~ 22,000円

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5位 DJ-5

DJ-5

フォーティーンの中でも初中級者への優しさがある「DJ」シリーズ。”ざっくり”を防ぐように厚みを持たせたリーディングエッジと、跳ね返りの”トップ”を抑える絶妙なローバウンス+ワイドソールの相乗効果が、アプローチに問題を抱える上級者にまで広く指示されています。

優しいウェッジには珍しく軟鉄を叩きあげて仕上げる鍛造(フォージド)製法なので、伝わる打感も柔らかく、その分スピンも多い気がしてきます。こうしたところも初心者から上級者にまで愛用者が多い理由かもしれません。

メーカー フォーティーン
発売年 2021年
推奨レベル 初中級者向け
ヘッド素材 S20C軟鉄
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 44°×4°
  • 46°×4°
  • 48°×4°
  • 50°×6°
  • 52°×6°
  • 54°×8°
  • 56°×8°
  • 58°×8°
  • 60°×8°
中古価格相場  12,000円 ~ 24,000円

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6位 ローテックス(RTX)4 フォージド

ローテックス4 フォージド

1位のZIPCOREの1つ前のモデルですが、フェースを開いたり少し球を上げたりと打ち方のバリエーションを増やしたい中級者にはこちらのウェッジもおすすめです。

クリーブランドらしいティアドロップ型の丸い顔と、高ロフトになるほど強調される出っ歯形状は、沈んだボールでもシャープに拾っていけるイメージが湧いてきます。そして何よりクリーブランドのウェッジは価格が安く高コスパなのを忘れてはいけません。まずは1本試しで購入してコースに投入してみる、というのが気楽に出来るのも大きな魅力です。

メーカー クリーブランド
発売年 2018年
推奨レベル 中級者向け
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 ロストワックス精密鋳造
グラインド形状 4種類
ロフト角×バウンス角
  • 48°×8°
  • 50°×10°
  • 52°×10°
  • 54°×10°
  • 56°×8°、10°
  • 58°×3°、6°,9°
  • 60°×9°
中古価格相場  7,000円 ~ 12,000円

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7位 CVX ジップコア

CVX ZIPCORE

1位、6位とクリーブランドのRTXシリーズがランクインしましたが、より初級者に優しいのはこのCVXです。大きな違いは裏側が抉られるように凹んでいる「キャビティバッグ」という形のウェッジだということ。

キャビティバッグはアイアンでよく見られる製法ですが、打点のミスに強く、下目に当たってもボールが上がりやすいのが特徴。同じように打ったはずなのにグリーンに届かない、オーバーしてしまう、など安定感に欠ける方は、こうした形のウェッジに買い直してみるのもおすすめです。

メーカー クリーブランド
発売年 2022年
推奨レベル 初中級者向け
ヘッド素材 SUS431
ヘッド製法 ロストワックス精密鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 46°×9°
  • 48°×9°
  • 50°×11°
  • 52°×11°
  • 54°×12°
  • 56°×12°
  • 58°×10°
中古価格相場 10,000円 ~ 18,000円

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8位 ミズノ・ ザ・クラフト

ミズノ ザ クラフト

ゴルフ5とミズノの養老クラフトマンがタッグを組んだ超ハイバウンスなウェッジ。当時はゴルフ5でしか買えず、初心者が情報を掴む前に、アプローチに悩む上級者が絶賛&殺到し、あっという間に完売したウェッジです。

58度でバウンス角23度という見たことも無い仕様ですが、圧倒的にダフリに強い上に、冬の固い地面でもバウンスが弾かれることなく気持ちよく抜けるということがミズノの技術の凄さを物語っています。23年に2代目が出たことで、中古市場に初代が出回ってきているため狙い目です。

メーカー ミズノ
発売年 2019年
推奨レベル 初中級者向け
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 50°×15°
  • 52°×17°
  • 54°×19°
  • 56°×16°、21°
  • 58°×18°、23°
  • 60°×20°
中古価格相場 9,000円 ~ 18,000円

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9位 マックダディ(MACK DADDY) CB

マックダディ CB

キャロウェイのキャビティバッグ型ウェッジ。こちらも7位のCVX同様、打点ミスにとても強いウェッジです。そして象徴的なのがフェース全面に施された溝。普通トウ側には溝がありませんが、このウェッジは見渡す限り溝が入っていて、ヒールからトウまで斜めにボールが駆け上げることで激スピンを入れやすいという特徴があります。

ハイバンス×ワイドソールなこともあり、ダフリのミスにもかなり寛容。まあ54度より上のウェッジにはJAWSと同じ37Vグループという食いつく溝も採用されています。

メーカー キャロウェイ
発売年 2020年
推奨レベル 初中級者向け
ヘッド素材 17-4 ステンレス
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 46°×10°
  • 48°×10°
  • 50°×12°
  • 52°×12°
  • 54°×14°
  • 56°×14°
  • 58°×12°
  • 60°×12°
中古価格相場  8,000円 ~ 19,000円

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10位 オノフ フロッグス リープⅡ

オノフ フロッグスリープ2

初心者だけでなく、上級アマであってもバンカーでの失敗やダフリ、トップなどのミスは意図せず起こってしまうもの。アプローチが苦手になってしまった方用にパターに似た「チッパー」という選択肢もありますが、そんなチッパーとウェッジの中間のようなクラブがこちらです。

カエルのようにバンカーから「ピョンと出る」ことから名付けられたこのウェッジは、バンカーだけでなく芝が薄い逆目の花道でも、ダブルバンスがツルンと滑ってくれてボールをグリーンまで運んでくれます。

メーカー グローブライド
発売年 2021年
推奨レベル 初中級者向け
ヘッド素材 軟鉄
ヘッド製法 鋳造
グラインド形状 1種類
ロフト角×バウンス角
  • 51°×20/3°
  • 58°×20/3°
  • 64°×20/3°
中古価格相場 9,000円 ~ 11,000円

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中上級者向けウェッジの人気おすすめランキング10選

初中級編に続いて、中上級者におすすめのウェッジ10選を紹介します。操作性に優れているモデルや打感が素晴らしいモデルまで、あなたのこだわりに叶う1点をぜひ探してみてください!

1位 ボーケイSM9 ツアークローム

ボーケイSM9

前作SM8から更に「Tグラインド」を追加し、ソールのグラインド形状が7タイプに増えたSM9。Tグラインドは58°と60°のウェッジに用意され、ツアープロが好んで使っているバウンス角「4°」という超ローバウンスモデルです。

前作と比べると少し顔がシャープになった為、前作の大きいフェースが苦手だった方にもおすすめできます。その性能に劇的な変化は無いですが、ウェッジは買い替え頻度が高いクラブなので「逆に大きく変わらないほうが助かる」という方も多いはずです。

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2位 RTX ディープ フォージド

RTX DFGD

FORGED(フォージド)とは、アイアンやウェッジを作る際に、金属を叩いて成形する「鍛造(たんぞう)製法」を用いたことを意味しています。逆に金属を型に流し込んで冷やし固める製法を「鋳造(ちゅうぞう)」と呼びます。

鍛造のメリットの1つが柔らかい打感です。このウェッジは前作よりも更に打感を柔らかく仕上げ、中上級者の繊細なフィーリングに応えてくれます。また試打データでは晴天時と雨天時でほとんどスピン量が変わず、上下の打点による距離のバラつきにも強いなど、寛容性もとても高いウェッジです。

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3位 ミルドグラインド3クローム

ミルドグラインド

革新的なドライバーを生み出すテーラーメイドらしく、ウェッジでもアッと驚く機能を搭載しています。それが「錆び防止のメッキをフェース面だけ施さない」という仕上げ方。

プロゴルファーは少なからずノーメッキのウェッジを使っています。理由は「食いつきやスピンが違う」からと言われています。このウェッジはプロのように全面ノーメッキではなく、溝のあるフェース面だけノーメッキにすることで高いスピン性能を得ると同時に、メンテナンスの負担も少なくした画期的なウェッジです。

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4位 RM-4

RM4

初中級者向けのDJシリーズに対し、こちらはツアープロも使っているRMシリーズです。ただ上級者専用と言うくらい難しいウェッジかと言われれば全くそのようなことはなく、初心者が最初に買うウェッジとしても全然OKというのがフォーティーンらしい優しさです。

左右の慣性モーメントが大きいことで、特にフルショットに近い状況で縦距離が合いやすく、ワイド目のソールで抜けも良いので気持ちよくピンを狙っていけます。少し捕まりやすい重心配置なので、それを加味して送り出すようにラインを出したい方におすすめです。

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5位 ボーケイフォージド2021

ボーケイFGD2021

世界で最も売れているウェッジの設計者ボブ・ボーケイ氏が、日本専用モデルとしてデザインからバランスまでこだわって制作したフォージドウェッジです。

通常モデルと大きく異なるのは、歯(リーディングエッジ)が出ておらず、グースネックになっている部分です。ボールが沈む欧米の洋芝と違い、ボールが浮きやすい日本の芝では、歯があまり出ていないほうがインパクトが安定しやすい、というボーケイ氏からのメッセージ。もちろん好みもありますが、食わず嫌いの方は一°試してみてはいかがでしょうか。

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6位 ツアーワールド TW-W 2021

TW-W 2021

前作TW-W4が、アメリカの忖度なし大人気ゴルフメディア「MyGolfSpy」で”2019年一番欲しいウェッジ”に選ばれたことで大ヒット。その後継がこの日本メーカーによるTW-W21です。

TW-Wの良さは、そのクオリティです。ずば抜けて良いポイントを作らない代わりに、ウェッジに必要とされるスピンや抜け、操作性や寛容性などの全てにおいて質を高めているのが実に日本のメーカーらしいところ。バンスの選び方には注意が必要ですが、控え目出っ歯の構えやすさもあり、落としどころに全集中しやすいウェッジと言えるかもしれません。

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7位 ジョーズ フォージド2020 クロム

ジョーズ FGD 2020

フォージド仕上げのこちらが、通常のJAWSと大きく違うのは「構えやすさ」です。やや厚みを感じる通常タイプに対し、シャープな仕上げで座りが良く、ボールをクリーンに拾っていけるイメージがとても湧きやすいストレート形状になっています。

また打感も吸い付くように柔らかく、溝が多い影響もあってか通常タイプよりスピンが入るシーンが多く見られます。JAWSの場合はスピンが入りすぎる悩みもありますが、ディスタンス系のボールを使うという選択肢もアリだと考えると、より性能が生かせるかもしれません。

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8位 ツアーB BRM HF

ツアーB BRM HF

丸顔でグースネックという、かつて日本のツアーで主流だった少し懐かしい形状のウェッジです。キャビティバックに近い形状ですが、決して球離れが早いわけではなく、しっかりと乗せて運びたい中上級者の要求に応えてくれるのはさすがブリヂストンです。

このBPMシリーズには、フェース面の溝と溝の間に平行に伸びる6本の真っすぐなミーリング(表面はギザギザ)が施してあります。昔使っていた形状が好きだったけれど、機能的には最新の物が欲しい、という方にはオンリーワンのウェッジと言えます。

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9位 ミズノプロ S18

S18

バリエーションが少なく、上級者向けというイメージもあることから、普段目にすることが少ないかもしれませんが、それでもMIZUNOのウェッジは変わらぬ人気があります。中でもTシリーズよりも少し顔が大きく優しく感じるこのS18が最近の中古人気です。

S25Cにボロン鋼を合わせた少し固めの素材を使っているにもかかわらず、その打感の虜になる人が多いのは、やはりミズノの十八番「銅下メッキ」のおかげでしょう。このウェッジもその技術を惜しみなく投入し、素晴らしい打感と安定したスピンをもたらしてくれます。

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10位 ハイトウロウ(HI-TOE RAW)

HI-TOE RAW

トウ(クラブの先端)が高くなった独特な形状は、重心を高くすることでボールを低く打ち出す為の設計です。重心が高いことでメリットが生まれるのはズバリ「スピン量」。クラブは重心より上で打てば低スピンに、下で打てば高スピンになる性質を生かしたのがこのウェッジです。

56°以上はフェース全面にスコアライン(溝)が入っており、重心に対してあらゆる打点でボールを操作しやすいようになっています。フェース面がノーメッキ加工なので、機能的には初中級者向けですが、手入れを考えると少し上級者向けと言えるかもしれません。

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まとめ

ゴルフを始めるにあたってまずは道具を買い揃えたいという初心者の方、クラブセットを購入したけど自分に合った新しいウェッジを購入したいという方に向けて、ウェッジの選び方とおすすめの商品を紹介しました。

初心者の方に向けたおすすめポイントをご紹介しましたが、大切なのは自分とウェッジの相性です。ぜひご自身の癖やスキル、目標に合わせて色々なウェッジを見て、ぴったりの1本を見つけてくださいね。

ゴルフドゥ!オンラインショップ監修
2024年2月