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プロも実践するメンタルトレーニングでスコアメイク

スコア100切りのコツ
練習場ではうまく打てるのにコースでは打てない

本記事では、ゴルフにおけるメンタルトレーニングについて解説していきます。

ゴルフはメンタルによって結果が左右されやすいスポーツですので、よりよいスコアを目指すためには、メンタルトレーニングが必要不可欠です。

プロゴルファーの多くもメンタルトレーニングを実践しています。

アマチュアの方もゴルフ100切りを目指すためにやっておきたいメンタルトレーニングはありますので、今回はそれを紹介しますね。

なぜゴルフにメンタルトレーニングが必要なのか?

ゴルフは他のスポーツよりも「メンタルトレーニングが重要」です。

メンタルトレーニングを行うことで、スコアを大きく伸ばす人もいます。

なぜメンタルメンタルトレーニングが重要なのか。まずはそれについて解説します。

ゴルフは精神状態によってスコアが変わる

ゴルフは精神状態によってスコアが大きく変わることは、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

「失敗したらどうしよう…」「池ポチャしたくない」「バンカーを避けたい」などとネガティブな心理状態でプレーすると、良いスコアが出にくくなり、逆に無我夢中になってプレーをした場合、肩の力が抜けてスコアを更新できる。こういったことはよくあります。

緊張をしてしまうと、ショットの際、ボールが曲がったり、飛ばなかったりします。いかに緊張を和らげ、よい精神状態でゴルフをできるかが肝心ですね。

ゴルフは集中力が肝心

ゴルフは集中力が肝心です。ゴルフは待ち時間が長いスポーツで、ショットを打つ次回はごくわずか。そのごくわずかな時間で、集中力を発揮できるかが重要です。

一度ミスショットをしてしまうと、次のショットで「またミスしてしまうんじゃないか」と余計な心配が生まれ、負のスパイラルに陥ることも良くあります。そうならないためには、ミスをした後の気持ちの切り替えが大事ですね。

また、ミスをしたことでイライラしてしまうと、集中力が途切れる原因にもなります。ミスをしても精神を安定させ、集中力が発揮できるようにメンタルを保つことが肝心です。

個人種目のため、常に自分との戦い

ゴルフは個人種目であるため、常に自分との戦いです。団体種目なら、他のプレイヤーに支えられてミスしても気持ちを切り替えることができますが、個人種目では常に自分で自分を立ち直らせないといけません。

自分で自分を立ち直らせるには、やはりメンタルトレーニングが必要になってきます。

メンタルトレーニングで100切りを目指す10の方法

それでは具体的なメンタルトレーニング方法について見ていきましょう。

本記事で書かれたトレーニング方法を実践すれば、ゴルフ100切りの目標まで近づくことができます。

ルーティーンを意識する

ゴルフにルーティーンを取り入れてみることはとてもおすすめです。

ルーティーンとは、同じ動作を繰り返すことを言います。例えばショットに入る前に、深呼吸をする、素振りを行う、目標点を確認、といった特定の動作を必ずするのです。

ルーティーンを取り入れることにより、常に同じメンタルコンディションで臨みやすくなるというメリットがあります。

実際、プロゴルファーの多くもルーティーンを取り入れていますよ。一度ショット前のプロゴルファーの動きを観察してみましょう。

瞑想で集中力を鍛える

ゴルフスコアを伸ばしたい方は瞑想をやってみるのもおすすめ。瞑想をすることで集中力が高まったり、リラックス効果を生み出したり、中にはストレス解消につながる人もいます。

瞑想することでゴルフによい影響を与えることが多いです。タイガー・ウッズなどの海外選手も瞑想を日常生活に取り入れています。

集中力に課題を感じている方は、ぜひ一度瞑想をやってみてください。

完璧主義にだけは絶対にならない

完璧主義にだけは、ならないようにしましょう。

必ず、ショットは芯に当てなければいけないとか、必ずグリーンに乗せないといけないとか、そういう「でなければならない」という思考は緊張感を高め、結果ミスショットにつながることが多いです。

ゴルフではある程度「ミスしても問題ないだろう」と考えることが大切。仮にうまくいかなかったとしても、「次でグリーンに乗せれば大丈夫だ」などとポジティブに考えると良いです。

前日にイメージトレーニングを行う

前日に頭の中で実際にラウンドしてみるという、イメージトレーニングを行いましょう。

コースレイアウトを事前にネットで調べ、そのコースを自分がどのように攻略していくか、頭の中で想像を巡らすのです。

成功している自分を想像すると、本番時にポジティブな気持ちで挑むことができますよ。

ノートをつけて現状の課題をはっきり認識する

ノートをつけて現状の自分の課題を把握するのも肝心です。

自分のどこに課題があるのかがわかれば、その課題をクリアできるだけで、気持ちがポジティブになります。

仮にスコアが伸びなかったとしても、成長を実感することができれば、次のゴルフで前向きに挑むことが可能です。

自分の実力に見合った目標を設定する

自分の実力以上の目標は設定してはいけません。実力以上の目標を設定すると、無駄に自分にプレッシャーをかけることになります。

ゴルフスコアが100切りに届かない人は、まずは105切りを目指すのがおすすめです。

ミスしても言い訳をしない

ミスしても言い訳をしないようにしましょう。ミスをした場合は、そこが自分の課題であると認識し、ノートに課題をメモしておくのが良いです。

またプレー前に言い訳を口にすることで、自分に負の暗示をかけてしまい、良いスコアが出せなくなることもあります。

2パットで入れることを意識する

プレッシャーによってもっとも左右されやすいのが、パットです。パットはゴルフスコアに直結する部分でかなり重要であるといえます。

パットのコツは、1パットで入れることはあまり期待せず2パットで入れることを意識すること。

100切りを目指すのであれば2パットでも十分です。1パットで入れることを考えすぎると、プレッシャーになってしまいます。

実際のラウンドを想定して練習を行う

打ちっぱなしで練習する場合は、実際のラウンドを想定して練習を行うのがおすすめです。

最初はティーショットを打つつもりでドライバーを使い、次はセカンドショットのつもりでユーティリティーを使う……というふうに練習すると、良いイメージトレーニングにもなります。

プロが実践しているメンタルトレーニング方法

ここからはプロが実際に実践しているメンタルトレーニングを紹介します。

この中で良いのがありましたら、ぜひ取り入れてみてくださいね。

常に前向きに考える:タイガーウッズ

タイガー・ウッズ選手は、ラウンド中、常に前向きに考えることを意識し、ミスをする自分は想像しないようにしています。

「このパターは絶対に入る」、「このコースは自分と相性が良い」、「今日は調子の良い日だ」と、常に前向きに考えることを意識して、弱気な気持ちを吹き飛ばすことで、プレッシャーを跳ね除けています。

ミスしても気持ちをすぐに切り替える:ニックファルド

ニックファルド選手は、ミスしてもすぐに気持ちを切り替えることを意識してプレーしています。

失敗したショットのことはすぐに忘れ、次のショットのことを考える。あまり失敗したことをくよくよ考えると、その次のショットまで失敗してしまうと考えているのです。

手袋をショット前にはめて集中のスイッチを入れる:中嶋常幸

中嶋常幸選手は手袋をはめて集中のスイッチを入れることを、ショット前のルーティーンとしています。

ショットの前に手袋をはめることにより、どんな状況下でも必ず同じように集中できるようになっているのです。

こういったルーティーンの方法は、非常に参考になりますね。

まとめ:メンタルトレーニングでスコア100切りを目指そう

本記事ではゴルフにおけるメンタルトレーニング方法について解説しました。

メンタルトレーニングを続けることで、少しずつ自分のプレーがよくなってきます。自分のメンタルをコントロールできるようになれば、スコアもアップしてくるでしょう。

メンタルに課題がある方は、ぜひとも本記事で挙げたメンタルトレーニング方法を取り入れてみてくださいね。