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100切りのためのスコアの考え方

スコア100切りのコツ

本記事ではゴルフ100切りのための考え方について解説します。

100切り達成するのは、ただ練習を重ねていくだけではなかなか難しいもの。

練習をちゃんとやっているにも関わらず、スコアが伸び悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

スコアが伸びない人は努力が足りないのではなく、100切りの戦略を知らないだけの場合も多いです。

100切りを達成するためには、「どのような方法を取っていくか」きちんと考えていく必要があります。

ゴルフ100切りのためにどういったことを考えていけばよいのか5つ紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

スコア100切りのための考え方5つ

スコア100切りために考えておくべきことは、以下の5つです。

  1. OBは避ける
  2. グリーンオンを狙うなら100ヤード以内
  3. 3パットを減らす
  4. ダブルボギーでもOKと考える
  5. 過去最悪のスコアカードと見比べる

この5つさえ頭に入れておけば、ゴルフのスコアを効率よく伸ばしていけますよ!

OBは避ける

まずOBだけは絶対に避けるようにしましょう。OBに飛ぶと、100切りがかなり厳しくなります。

特にティーショットでOBを出すと、モチベーションダウンやプレッシャーにつながりその後もミス連発、ということも。

「練習場ではまっすぐ飛ぶのにコースに出るとOBが出てしまう…」という方は、再度ティーショットを打つとナイスショットが出ることがあるのではないでしょうか?

ゴルフは、精神面がもろに出やすいスポーツ。

打ち直しのショットは、もうプレッシャーがなくなっているため、ミスがしにくいのです。

ポイント:ターゲットに意識を向ける

「OBに打ってはいけない」と考えるのではなく、「この地点に打ちたい」と考えるのがOBを打たないコツです。

OBに意識を向けてしまうとそっちにボールが飛びやすくなってしまうもの。

ターゲットの方に意識を向ける方が集中力も上がってミスしにくくなります。

ターゲットは「だいたいここらへん」とか漠然と決めるのではなく、はっきりと「この地点!」と決めましょう。

そうすれば、よりターゲットに意識を集中させやすくなります。

グリーンオンを狙うなら100ヤード以内

100ヤード以内の距離になった場合のみ、グリーンを狙うようにしましょう。

「もう少し長い距離から狙ってもよいのでは…」と思うかもしれませんが、正確にグリーンを狙うのであれば100ヤードは長いです。

100ヤードからグリーンを狙うことで、大叩きの原因はかなり減っています。

100切りを目指すなら、これぐらいの距離から狙うのがちょうどよいのです。

ポイント:トップには注意しよう

100ヤード以内で1番まずいミスはトップです。

ボールの上の部分を打ってしまい、全く飛ばすにほとんど空振りと同じになってしまうのは避けたいところ。

トップする理由はインパクトでボールに当てようとすることです。

すくい打ちのような打ち方をすると、トップのミスが起こりやすくなります。

すくい打ちはスイングの最下点でボールを捉えないと、ナイスショットにはなりませんが、最下点は1つしかないため、必然的にミスをしやすいのです。

ミスを減らすためには、ダウンブローで打つのがコツです。

スイングの最下点の手前でボールがヘッドに当たるように打ってみましょう。

3パットを減らす

スコア100切りを目指すなら、2パットで決めることを目標にしましょう。

3パットになってしまったら厳しいですが、2パットで全て回ることができれば、100切りは十分可能です。

また、2パットで入れることを意識すれば、たまに1パットで入ることもありますよ。

ポイント:2打目を想定して打つ

下りラインの場合カップをオーバー気味に強気で打ち、上りラインの場合ショート気味で残すように打つのが基本です。

加えてパットのコツは、1パット目で入れるのを1番よいと考えつつ、「外れてもここらへんに転がれば2打目で入るだろう」と推測することです。

2パット目でいかに入れやすくする場所に落とせるかがポイントとなります。

上級者は、思い通りにいかない場合も想定しながらプレーをします。

「最高の場合」と「最悪の場合」の2パターンを想定するのです。

ダブルボギーでもOKと考える

全部のホールをダブルボギーで回ると108スコアになり、全部ボギーだと90です。

こうして考えると、意外とダブルボギーを出しても大丈夫なことがわかります。

ダブルボギーを目指しているうちにボギーになることもあるので、全ホールダブルボギーを目指していても100切りは可能です。

「ダブルボギーでも大丈夫だ」と考えれば色々と打ち方や戦略も変わってきます。

ティーショットでそこまで飛ばす必要はなく、スライスやフックに気をつけることを最優先に。

パットも1パットにする必要はなく、先程も言った通り2パットでOKになります。

ポイント:トリプルボギー以上なら原因を追求しよう

とは言え、トリプルボギーを出すと流石に100切りは厳しくなります。

トリプルボギーが出ると、どこかでボギーを出さないといけなくなるので、だいぶプレッシャーもかかります。

トリプルボギーが出たなら、そこで始めて反省し、原因を追求しましょう。

原因はOBや池などのペナルティーによるものが多いのではないでしょうか?

あるいはバンカーで手こずったとか、3パットが出てしまったとかかもしれませんね。

プレー終了後にスコアカードを見ながら原因を追求し、自分の課題を認識しましょう。

過去最悪のスコアカードと見比べる

最後にプレッシャーを減らすテクニックを紹介します。

プレー時に過去10回のスコアカードの中から、もっともスコアが低かったカードを用意してください。

そのカードの各ホールのスコアを、ラウンド中のカードの下部分にでも書いておきます。

1ホールが終わるごとに、そのときのスコアと現在のスコアを見比べましょう。

最悪のスコアのときよりもよければ「あの時よりもまだマシだ」と捉えて、気持ちをポジティブにすることができます。

こういう風に常に前向きに考えてプレッシャーを減らしていくことが、ゴルフでは肝心です。

ポイント:1打でも減らそうという気持ちが大事

もちろん、最悪のスコアよりもマシなだけでは、100切りには到達しません。

現状で満足するために過去最悪の場合と比べるわけではないので、そこは気をつけましょう。

最悪のスコアカードと見比べるときは、トリプルボギーを出したときなど、調子が悪くて気分が沈んだ場合にです。

基本的には、1打でも減らそうという気持ちが大事ですね。

スコア100切りのためのメンタル術

ここからはおまけで、スコア100切りのためのメンタル術を紹介していきます。

ゴルフはメンタルが肝心なスポーツであり、プレー時の心の乱れは命取りになります。

ミスした場合や、思い通りにいかなかった場合に、どう対処すべきなのか見ていきましょう。

ネガティブなイメージをポジティブなイメージで打ち消す

ネガティブなイメージをポジティブなイメージで打ち消すテクニックがあります。

ミスをしてしまった場合は普通、ミスのことは忘れようと考えますよね。

しかし考えないようにしようと思っても、人間は考えてしまうものです。

そこであえて、ミスをしたシーンを鮮明に思い出しましょう。

そして、そのシーンが写った写真を粉々に砕いたり燃やしたりしているところをイメージします。

その後はポジティブなことを考えましょう。

100切りに成功して喜んでいる自分などを想像し、ネガティブなイメージを打ち消します。

「①ネガティブな記憶を壊して②ポジティブなことを考える」の順番に行うことで、気持ちを切り替えることが可能です。

悪いイメージを思い出さないようにするのではなく、悪いイメージをよいイメージで打ち消す感じですね。

ミスしても深呼吸で気持ちを落ち着かせる

ミスをしたときは、深呼吸で気持ちを落ち着かせましょう。

怒りの気持ちが出た場合、人間は呼吸が速くなりますから、まずは呼吸を整えましょう。

呼吸を整えるには、ベタですが深呼吸が1番理にかなっています。

ゆっくりと大きく息を吸いましょう。

まとめ

本記事ではゴルフ100切りのコツについて解説させて頂きました。

こういった100切りのための考え方を知っているか知っていないかで、大きく差が出ます。

スランプに陥ったときは、まずこの考え方を思い出してみてください。

スコア100切りはアマチュアゴルファーの多くが目標にしているもの。

ぜひとも、100切りを達成を目指してみましょう!