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コースマネジメントの基本

スコア100切りのコツ

本記事ではゴルフスコア100切りのための、コースマネジメントについて解説していきます。

ゴルフスコア100を切れるかどうかが初心者と中級者の違いと言われています。多くのゴルファーもここを目標にしてまずは練習していることが多いです。

スコア100を切るためには、ゴルフの腕だけでなく、コースマネジメントの基礎を抑えておく必要があります。

本記事では初心者の方でも理解できるようにコースマネジメントについてまとめました。

ゴルフにおけるコースマネジメントとは?

コースマネジメントとはいったい何か?

コースマネジメントとは、各コースに対してどのように攻略していくのか戦略を立てていくことを指します。

各コースによって当然バンカーの位置や、ピンポジションは異なりますから、コースに合わせた対応をしていくことが必要です。

また、自分の得意不得意に合わせて攻略方法を変更していくことも大切。

加えて、精神面のコンディション作りも重要になってきます。特にパットにおいては、精神コントロールができるかがかなり肝心です。

ゴルフのスコアが伸びる人ほど、コースマネジメントがしっかりできています。

コースマネジメントができないと、いくら打ちっぱなしで練習しても、なかなかスコアが100を切ることは難しいです。

コースマネージメントの基本

まずはコースマネジメントの基礎について解説していきます。

これらの基本を抑えていけば、初心者の方ならスコアを伸ばしていくことが可能です。

コースレイアウトを把握する

初めていくゴルフ場なら、事前にレイアウトを確認しておくことが肝心です。

ゴルフ場のホームページには、各ホールのレイアウト図が掲載されていることが多いです。更にはコースの攻略方法まで乗っていることもあります。

ホームページの情報は必ずチェックしておくようにしましょう。

バンカーやグリーンの位置、更にはコースの地形(傾斜はどうなっているか)もチェックしていきます。

目の前の状況だけを見てどこに飛ばすかを考えるのではなく、コース全体を把握して戦略を立てましょう。

当日にコースレイアウトを把握する場合は、ゴルフ距離計を使うのがおすすめ

コースレイアウトを当日に把握する場合は、「ゴルフ距離計」を使うのがおすすめです。

ゴルフ距離計とは、計測点から目標点の距離を正確に計測する機械のこと。

距離計は種類によっては高低差やコースレイアウトも確認することが可能であり、初心者には心強いです。

ゴルフ距離計は以前は公式戦では使用禁止とされていましたが、2019年にルールが変更されて使用可になりました。

そのため現在ゴルフ距離計は売れ始めています。新しい機種もどんどん発売されていますので、ぜひとも購入を検討してみましょう。

アプローチはまず転がすことを考える

アプローチは上げるよりもチップショットで転がすのがセオリーです。

パターを使うのが1番よいとされていますが、ここは要注意。芝生が逆目になっている場合、パターでは相性が悪いので、この場合は9倍アイアンがおすすめです。

アプローチと言えばウェッジと思う方も多いかもしれませんが、ウェッジはシャンク(ネックでボールを打ってしまう)などのミスが発生するため、初心者にはおすすめできません。

目の前に池やバンカーがある場合のみ、仕方がないのでウェッジでボールを上げましょう。

アプローチはチッパーを使うのもおすすめ

アプローチでおすすめしたいのはチッパーというクラブを使うことです。

チッパーとは、短い距離用に作られたクラブであり、グリーン周りで転がすことに特化したクラブです。

ライ角はパターのように大きくなっており、ウェッジよりもボールに近づいて構える事ができます。

また、ソール幅が広いので芝の上を滑るように打つことができて、ボールを転がしやすいです。

OBを打たないようにする

OBだと2打罰になってしまい、スコア100切りがかなり遠ざかってしまいます。

コースレイアウトを把握し、どこからどこまでがOBなのかは把握しておきましょう。

また自分の癖を知り、ボールをコントロールできるようになるのがベストです。

人によって、ボールが右に曲がってしまうタイプ(スライス)と、左に曲がってしまう(フック)のタイプがいます。

これらの癖を修正するのも良いですが、癖にあった打ち方を取り入れるのが効率的なマネジメント。

例えばフックの癖がある場合、ティーグランドの左端にティーアップして右のラフを狙いましょう。そうすれば多少左に曲がっても、OBに行くことはありません。

飛ばさなくても良いと考える

100切り狙いであれば、そこまで遠くまでボールを飛ばす力は必要ありません。

無理に飛距離を出そうとしてフルスイングすると、無駄に力んでしまうことも多く、ボールが曲がってしまいます。

また、かえって飛距離が落ちる人もいます。

ボールは飛ばさなくても良いと考え、落ち着いてスイングしていきましょう。

ティーショットでドライバーを使わないのもあり

ドライバーは飛距離は伸びますが、反面コントロールが難しいクラブです。

ティーショットでドライバーを使わなくてはいけない決まりはありません。

ドライバーよりもコントロールがしやすいフェアウェイウッドを使うのも検討してみましょう。

各場面に応じたコースマネージメント

ここからは応用的な話になります。

各場面に応じたコースマネジメントを細かく見ていきましょう。

ティーショット

ティーショットでは自分にあったクラブを選択しましょう。コントロールに問題があるならウェアウェイウッドで、飛距離に問題があるならドライバーを使います。

コントロール性を高めるなら、風の向きなども判断し、ボールをどのあたりに飛ばすかを考慮する必要があります。

セカンドショットをどこから打つのが1番良いかを分析し、ミスショットした場合に想定されるダメージも良く考えましょう。

アプローチショット

ボールを上げる必要がないならなるべく低く転がすのがセオリーですが、そうはいかない場合どうするか考えていきます。

コースマネジメントは、狙い通りにいかなかったことも考慮するのが肝心です。ダフったりトップになったりした場合のことも想定し、安全サイドにターゲットを設定します。

また、考慮すべきなのは「グリーンの硬さ」です。グリーンが硬いと、ボールが落ちてからどの位転がるのか予測が難しくなります。

前日雨が降った場合はグリーンは柔らかくなっていますが、晴れている場合は硬くなっていることが多いので、要注意。

グリーンが硬い場合ボールがどうバウンドするのかわからないので、なるべく低く上げてバウンドを減らすのが無難です。

ラフが深い場合、ひとまずラフから抜けることを考えましょう。

深いラフの場合、手前の芝がボールとクラブフェースの間に入り、ボールにクラブを直接当てるのが難しくなります。そうするとヘッドスピードが遅くなってしまい、ボールが高く上がらなくなる恐れがあります。

この問題を解決するには、ロフト角の大きいサンドウェッジを使うことです。ロフト角が大きければ、ボールが上に上がりやすくなります。

パット

パットはいかに3バットや4バットをなくせるかが勝負です。なるべく2バットで決められるようにしましょう。

パットはゴルフスキルよりも、精神面を安定させることが大切です。

「1パットで決める!」などと考えてしまうと、プレッシャーがかかり結局3パットかかってしまうこともしばしば。

100切りを目指すなら2パットで決められれば問題ありません。1パット目でまずはカップまで寄せ、2パット目で確実に決められるようにしましょう。

自分のスキルに合った目標を立てて、それを目指すことが精神コントロールにつながります。

まとめ:100切るためにはコースマネジメントも重要!自分のスキルに合わせたやり方を

本記事では100切りを目指すための、コースマネジメントについて解説しました。

自分のゴルフスタイルをよく把握し、それに合わせたやり方を取り入れることが肝心です。
また、ゴルフのコースもしっかり把握して戦略を立てていきましょう。

コースマネジメントができるようになれば、ゴルフ中級者への道も開けてきます。