
初めてのラウンドで何を持っていけばよいのか分からず、悩まれている初心者ゴルファーの方も多いでしょう。
荷物が多過ぎてロッカーに入りきらなかったり、カートでの荷物が多くなり、同伴プレーヤーに迷惑が掛かってしまったり、逆に必要なものを忘れてしまったりすることのないように気を付けたいですね。なかにはゴルフ場で購入できるものもありますが、少し高くなってしまうこともあります。
そこで本記事ではゴルフのコースを回る時に持っていくべきものについてご紹介します。これからコースデビューを控えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ゴルフのコースデビューで持っていくべきもの
必要なものをキャディバッグにいれるものとボストンバッグにいれるものを分けてを紹介します。足りないものがあれば、余裕をもって数日前までに揃えておきましょう。
キャディバッグに入れるもの
おもにゴルフクラブ、ボール、グローブ、ティー、マーカー、タオル等を入れておきます。
ゴルフクラブ
ゴルフクラブは最大で14本使うことができます。
ただコースデビューで、いきなり14本全てを使う必要はありません。使えるクラブが6~7本程度あれば十分です。クラブには様々な種類があり、コースデビュー練習しておいた方がいいものは以下の通りです。
・ドライバー
・アイアン(7番アイアン、9番アイアン)
・ウェッジ(ピッチングウェッジまたはアプローチウェッジ、サンドウェッジ)
・パター
ゴルフボール
初心者はOBや池ポチャでボールをなくすことが多いので、最低でも20球は持っていきましょう。ボールは消耗品なので最初は安いもので構いません。1ダース2,000円程度の新品ボールやロストボールがおすすめです。
また、ボールが林などに飛んでしまって見つかりにくいことが多いので、ボールにペンなどでマークなどをしておくと自分のボールだとわかりやすいですよ。
コースではボールは最低でも2球ポケットに入れておきましょう。OBやボールを失くした時にすぐに打ち直しすることが出来ます。ポケットに入れておくのが邪魔な方はゴルフパンツに付けることが出来るボールケースもあるのでそちらもチェックしてみて下さい。
グローブ
ゴルフクラブにはグリップがついており、滑りにくいようになっていますが、汗をかくとそれでも滑りやすくなってしまいます。グローブをはめて、汗をかいてもグリップ力を高め、滑らないようにするのが重要です。また、グローブには手に豆ができることを防ぐ効果もあります。
自分の手にフィットするサイズのグローブを持っていくようにしましょう。夏場は汗でグローブが濡れてしまう場合があるので複数枚用意するのがいいでしょう。
グローブには両手用もあり、力が弱い女性はオススメです。両手につけた方が握力を補いやすく、手に負荷もかかりにくいメリットがあります。最近はネイルが綺麗に見えるように爪のところがないグローブもありますよ。
ティー
ティーはティーショットのときボールを乗せるために使うものです。
ティーにはドライバー用の長いものと、ショートホールなどで使うアイアン用の短いものがあるので、両方持っていきましょう。
ティーを折ってしまうこともあるので、ティーは多めに持っていきます。ドライバー用はショートホール以外のホールですべて使うので15本ほど、アイアン用はショートホールのみで使うので5本ほどあるといいでしょう。
また、コースではすぐ使えるようにゴルフパンツのポケットに数本入れておきましょう。
マーカー
マーカーはグリーンにボールがあるとき目印に使うものです。
マーカーは100円硬貨程度の大きさのものが一般的です。最近は様々なキャラクターのものや立体的な物など、様々な種類が売られているので遠くからでも発見しやすいものを選びましょう。
スコアカウンター
自分が何回打ったのか忘れてしまいがちな初心者の人には、とくに便利なアイテムがスコアカウンターです。
アナログ式とデジタル式があり、ホールごとにスコアをカウントしていく場合はアナログ式(500円前後)、全ホールのスコアを記録しておきたい方にはデジタル式がおすすめです。
タオル
汗を拭くためのタオルを持っていきましょう。特に夏場は多めに持っていくことをおすすめです。
クラブを拭く用のタオルはゴルフのカートに用意されていたり、キャディさんが用意してくれていたりする場合が多いので、自分で持っていく必要はありません。レインウェアなどの雨具もすぐ取り出せるようにキャディバッグのポケットに入れておきましょう。
ボストンバッグに入れるもの
おもにゴルフシューズ、ゴルフウェア、着替え、帽子・サンバイザー、カートバッグ等を入れておきます。
ゴルフシューズ
ゴルフシューズは、芝生の上や斜面などでスイング中に足が滑るのを防ぐ効果があります。シューズには、ソフトスパイク、スパイクレス、金属スパイクの3種類があります。金属スパイクは芝を痛めるため、多くのゴルフコースで禁止されており非推奨です。
ゴルフシューズにはスパイクレスがあり、ソールがフラットで歩きやすく、普段履きもでき、値段も比較的安いのが利点です。
ただ初心者はゴルフ場でフラットな場所を歩けることが少なく、林や山から打つことが多いため、スパイクレスだと滑ってしまい、転んでしまう事があるでしょう。
そのため、スパイクレスは練習場で、コースではしっかりとしたゴルフシューズをオススメします。スパイクがしっかりしていると下半身がぶれることなくスイングできるのも利点です。
着替え
プレー終了後に着替えて帰るための服も必要です。お風呂に入るなら下着、靴下、帰りに着る服を持っていきましょう。お風呂場でビニールを置いてあるゴルフ場も多いですが、雨で濡れたウェアは大きめのビニール袋を持参しておけばボストンバッグの中が濡れる心配もなくなりますよ。
帽子・サンバイザー
帽子を被るのはルール上は必須ではありませんが、マナーとして帽子は着用したほうが良いでしょう。
飛んで来たボールから頭を守るためであったり、日焼け防止であったり、または熱中症予防ということで帽子を被っています。帽子はどんな種類でもかまいませんが、夏場はキャップやサンバイザー、冬場はニット帽などの防寒帽子がおすすめです。
カートバッグ
コース上で必要になる小物を入れる小さいカートバッグも欲しいところ。
カートバックには、飲み物やタオル、ティーや入れておきます。ボールはキャディバックに入れているという方は多いですが、カートバックに一緒に入れておくといいでしょう。
キャディバックに入れておくと熱などで劣化するのが早いので、気を付けてくださいね。また女性は日焼け止めやメイク直しの道具など、ラウンド中に使うものを入れておくと良いです。
ゴルフ場によって服装も厳しいところがあるため、行く前にホームページなどで確認してからにしましょう。また汗をかく夏場は、前半ラウンド終了後に着替えられるようゴルフ用にシャツをもう一枚持っていくといいですよ。
夏場に持っていくべき必需品
ラウンド中に熱中症になる方は多いです。夏場のゴルフでは熱中症対策のアイテムを追加で持っていく必要があります。その他、虫対策に虫よけスプレーも欲しいところ。
・虫よけスプレー ゴルフ場にいるアブやブヨから肌を守る、塗ってもサラサラするものがいい
・冷却シート 首に巻いて熱中症予防に。ひんやり気持ちよくプレーできる。おでこに貼るものは熱中症に効果あるが、見た目が悪い
・サングラス 目を保護できる。逆光でもボールを追いやすいメリットも!
・飲み物 夏場は凍らせた飲み物を。カチコチに凍らせたものは保冷剤変わりに、すぐ飲む用に少し溶けているのもがあるといい
・小型扇風機 ハンディサイズの扇風機はあると涼しい
冬場に持っていくべき必需品
着込んでいても冬場は寒いもの。手がかじかんでうまくプレーできないことのないよう、寒さ対策は重要です。冬場は以下で紹介するものを持って体をあたためましょう。
・カイロ インナーとトップスの間の腰などの背中にカイロを貼るとかなりポカポカする。貼ってから暖かくなるまで時間がかかるので、ラウンド前に貼っておくのがいい。また、貼らないカイロをズボンのポケットに入れておくとすぐ手を温めることが出来る。
・ハンドクリーム ラウンド中ではベタベタせずプレーに集中できるものがおすすめ。
・ニット帽 冬場の帽子はニット帽がベスト。すっぽりかぶれて耳もあたたまる
・ゴルフ用ミトン スイングしていない時に手をいれておくと暖かい。ミトンの中にカイロを入れておくともっといい。
・ネックウォーマー 首が温められて寒くなりにくい。ただ、ネックウォーマーでスイングするには少し慣れが必要なのでラウンド前に練習を。
女性が持っていくべき必需品
女性は男性よりも荷物が少し多くなります。具体的には、以下のアイテムを持っていく必要があるので、要チェックです。
・クレンジング 化粧落としは、拭き取るタイプがおすすめ
・スキンケア用品 ゴルフ場にあることが多いが、自分用の肌に合うものの方がよい
・メイクアイテム 好感度が上がるメイクを心がける
・制汗スプレー ゴルフカート乗車時など、他の人と密着しても匂いが気にならないようにケアする
悪天候に備えて持っていくべき必需品
ゴルフは大雪や大雨、雷などクラブハウスがクローズするほどの悪天候でない限り、プレーを継続します。そのため多少の雨でもプレーすることを想定して、レインウェア、レインキャップ、撥水性や防風加工のあるウインドブレーカー等を準備しておきましょう。
まとめ
これらの持ち物は前日にはしっかりそろえておき、忘れ物がないように確認しましょう。コースデビュー時は色々戸惑うことも多いかと思われます。ぜひ本記事を参考にして、持ち物に対して不安を抱くことなく、プレーに集中できるようになってください。みなさんのコースデビューがよりよいものとなるように願っております。