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初心者のためのアイアン練習法

初心者ガイド
初心者のためのアイアン練習法

ゴルフクラブのセットは14本もあり、何から練習しようと迷ってはいませんか。

まず初めに手をつけるとしたら、必ずアイアンを練習しましょう。
アイアンの練習でスイングの基礎を習得できますし、ドライバーやフェアウェイウッドへの応用が簡単に出来るようになります。

また、アイアンはゴルフクラブセットのなかで一番本数が多いクラブですよね。
ほとんどの方は5番アイアンからピッチングウェッジまで6本、多い方だと3番や4番からたくさんのアイアンがキャディバックに入っています。
少ない方でも、8番アイアンからピッチングウェッジでの3本ぐらいなら持っていますよね。

ゴルフクラブのセットにアイアンセットが入っていないという方はいないと思います。アイアンは皆さんがゴルフ場で一番使うクラブになります。

ただ、ドライバーのように遠くまで飛ばす必要もありませんし、パターみたいにスコアへの影響は大きくありません。

アイアンに必要なのは正確な方向性と距離感です。
自分自身が思った通りにボールが打てると気持ちいいですよね。
確実にグリーンに乗せることが出来たり、コース内の安全な場所に置くことが出来たりするだけでスコアアップします。

また、ゴルフコースではボールが思ったより飛んでしまうより、飛ばない方が安全でミスの影響が少なくなります。アプローチもグリーン奥より、手前からのアプローチの方が寄せるのが簡単なので、覚えておいてくださいね。

アイアンの正確な方向性と距離感を手に入れるためにも、しっかり練習していきましょう。アイアンはスイングの基本ですし、その基本を間違ってしまったら、皆さんのゴルフの上達具合が遠回りをしてしまいます。

今回は、ゴルフ場で一番使うクラブであるアイアンの練習法をご紹介します!

得意なクラブを練習

特異なクラブを練習
以前、ゴルフを始め、ゴルフセットを買う前に、一本のクラブでの練習をご紹介しました。ゴルフクラブのセットを買った後でも1本、スイングの基本となるクラブを決めましょう。

だいたい7番から9番アイアンなどのショートアイアンのがオススメです。
ロングアイアンだと上達するのに時間がかかり、苦手意識が出てきてしまうので避けた方がいいでしょう。

また、7割ぐらいの力でスイングをしたときに確実に乗せたい距離のクラブがいいですよ。
軽くハーフスイングして100ヤードぐらいのクラブをオススメします。
普段の練習からこのクラブを重点的に練習し、時間がない時はこの基本となるクラブだけでも練習してくださいね。

基本となるクラブがあれば苦手な番手を練習してスイングが分からなくなったり、ボールにちゃんと当たらなくなったりした時に自分のスイングを思い出せるようになります。

また、得意なクラブでのハーフスイングの練習は、ゴルフ練習を始めるときのウォーミングアップにもなりますよ。練習を始めるときはまだ体が動いていませんし、無理にフルスイングなどをしてしまうと怪我をしてしまう可能性があるので、軽いハーフスイングから始めるのがいいでしょう。

練習場のマットを利用して練習

練習場のマットを利用して練習
練習場でスイングをしていてクラブが真っ直ぐ引けているか、分からなくなることはありませんか?

また、自分の体が打ちたい方向をちゃんと向けているかどうか分からないですよね。ナイスショットだったとしても、思った方向に飛んでいかない事も多くないでしょうか?

そんな時に役に立つのが、練習場のマットやそのマットに書かれている線です。
まずはマットやマットの線がどの方向を向いているか確認してください。その方向にボールが飛んでいけば体が向いた方向にきちんと打てている証拠になります。

クラブのフェイスをマットやマットの線に合わせて、真っ直ぐ引く事を意識してくださいね。また、ゴルフクラブの軌道だけでなくスタンスもマットに合わせて立つことによってか体の歪みを直すことが出来ます。マットは正確な線がありますし、スイングも真っ直ぐクラブを引くことができて参考になります。

慣れてきたらマットを無視してスイングする練習もしましょう。
ゴルフコースには広大な芝が広がっているだけですし、皆さんのスイングの目安になる線がないので、自分で目標物を見つけなければなりません。

ただ、右を向きすぎてシャンクしてしまうと他の方の迷惑になってしまうので、練習する時は気を付けて無理しなくても大丈夫です。初めのうちはマットやマットの線に合わせて練習することをオススメします。

クラブの芯でとらえる練習

クラブの芯でとらえる練習
ただボールを打って練習しているだけだと、トップしたり、ダフったりして、いい感覚というのが分からないことが多いですよね。

また、ミスショットだとボールの打感が直にきて手の平が痛くて練習にならない事はないですか?変な打ち方をして、ボールをクラブの芯でとらえることが出来ずに練習していると手にマメもできてしまいます。

それをなるべくでも避けるためにボールを綺麗にとらえる練習をしましょう。
ボールをクラブの芯でとらえる練習法として、ティを高くしてボールを置いて打つ練習です。ティの高さも少し上げるのではなく、ドライバーの時の高さぐらい高くしてください。

まずは、ハーフスイングをしてクラブの芯でボールをしっかりとらえる練習をしていきましょう。マットだとクラブが滑るので、ダフっても綺麗に当たってしまうことがあり、ナイスショットかどうかわかりませんが、ティアップしているとミスがはっきり分かります。

しかし、ティでボールを浮かせることによってミスショットだとティを打ってしまい、ボールを綺麗にとらえることが出来ません。この練習法でボールをクラブの芯でとらえる感覚を身に付けましょう。

また、この練習法だと、コースにあるフェアウェイバンカーの練習にもなり一石二鳥です。慣れてきたら様々なクラブで挑戦してみてください。

苦手なクラブの練習

ハーフスイングで苦手なクラブを練習
アイアンはたくさん本数があるので、得意不得意がはっきりしますよね。
基本的にはロングアイアンはシャフトが長い方いためスイングしにくく、苦手意識が出てしまいます。

「同じアイアンなのになぜこんなに違うのだろう」と思ってしまいますよね。
確かに、得意な一本のクラブで練習するとスイングが固まりますが、それだけでは皆さんのゴルフは上達しません。

嫌いなクラブもしっかり練習していきましょう。
まずはフルスイングするのではなく、ハーフスイングから始めましょう。ゴルフは思い込みが大事で、いかに綺麗なボールが打てるかで自信に繋がります。

スイングがわからなくなってしまったり、ボールに当たらなくなったりしまったら、苦手なクラブの練習を続けるのではなく、すぐに得意なクラブに変えましょう。

すぐクラブを変えるのがポイントで、当たらないクラブで打ち続けるのでなく、自分自身のスイングを体に思い出させるのが重要です。

苦手なクラブを練習する時は、まず得意なクラブを練習して調子が良くなってきたら、すぐ苦手なクラブに変え、ミスしたらすぐ得意なクラブに戻るといいですよ。

まとめ

今回はアイアンの上達方法をご紹介しました。
アイアンは様々な長さがあり、すべての番手に練習が必要と思っている方が多いかもしれませんが、打ち方はすべてのクラブに共通しています。

また、一本のクラブを得意にしておけば、苦手な番手でも安定したスイングができるようになり、上達の近道になります。時間がない時でもアイアンを中心に練習してスコアをまとめていきましょう。

今回ご紹介した練習方法は上達してからでも、そのまま練習していける練習法です。上手に練習して、周りの人に差をつけて時間をかけずにスキルアップしていきましょう!