皆さんは趣味をお持ちですか?
ゴルフは生涯楽しめるスポーツで、軽い気持ちで始めてみたり、会社のコンペに出なくてはならなくなり、しぶしぶ始めたもののどっぷりはまっていく方が多いスポーツです。
でも、実際「よしゴルフを始めてみよう!」と思っても何から始めればいいか分からないですよね。ゴルフクラブは何を買えばいいのか分からないし、ゴルフクラブは決して安い買い物ではありません。
また、クラブを買ったからといってちゃんと続けられるのかもわからないという不安もありますよね。そんなあなたに、ゴルフクラブを買わなくてもできる、ゴルフを始めたいと思っている今だからこそ簡単にできる練習方法をご紹介します。
目次
テレビを見ながらゴルフの練習!
「ゴルフってスイングして、たくさん歩いて、体を動かすスポーツじゃないの?」と思った方、多いのではないでしょうか。
実際にゴルフをプレーするとなると体を使って運動量も多いと思います。でもソファーに座りながら、ゆっくりテレビを見ながらできる練習があるのです。
正しいグリップの握り方を身につける
ゴルフのスイングにおいて、大事なものは「グリップの握り方」です。
グリップの握り方が正しいものになっていないと、ボールにしっかりと当たらなかったり、当たったとしても右に左に曲がって飛んで行ってしまったりします。
また、変なグリップの握り方をしていると手にまめが出来てせっかくの綺麗な手が残念な事になってしまうなんて事も・・・。手のひらが、でこぼこして固くなってしまったなんて嫌ですよね。
それほど、グリップの握り方は重要なものなのです!
実際、グリップの握り方は上級者の方でも変な癖がついてしまって悩まれている方が多いです。ある程度上達してしまってから、グリップの握り方を変えるのはとても苦労しますし、大変です。
毎日練習しているプロゴルファーでさえグリップの握り方を変えて違和感がなく打てるようになるまで、3ヶ月ほどもかかると言われています。
アマチュアの皆さんがグリップの握り方を変えようと思ったら、プロゴルファー以上にとてつもない努力と時間がかかってしまいます。せっかく理想のスイングに近づこうと思って変えようと思っても、できなくて諦めてしまうなんてことがあっては悲しいですよね。
ゴルフをまだしたことない今だからこそ、正確できれいなグリップを手に入れるチャンスです。
グリップ矯正器具を利用
では、どうしたら、正確なグリップの握り方を手に入れる事が出来るのでしょうか。それは、「グリップ矯正器具」というものを暇なときに握っているだけです!
1,000円ほどで手に入りますし、高いゴルフクラブを買わなくても、グリップを握っている感覚をやしなう事ができる優れものです。クラブを買うより断然安いですよね。
サイズも何種類もあるので、手の小さい女性の方でも使えるものがあります。まずは、正確できれいなグリップの握り方を手に入れましょう。
少し身体を動かして練習!
1週間ほど「グリップ矯正器具」を暇なときに握っていると違和感なく握る事ができてきます。また、矯正器具を持っていなくても自然にきれいな握り方ができるようになってくると思います。そうなってきたら次のステップに行きましょう。
そう、スイングです。「クラブも持っていないのにどうやって?」とほとんどの方が思われたと思いますが、誰もが必ず持っているものでクラブの代わりになります。
タオルを使ってスイング練習
それは、お風呂に入って体をふくときに使う大きめのタオルです。
ない方は小さいものでも大丈夫ですが、ハンドタオルほど小さいものは使えません。タオルは端をほどけないようにしっかりと結び、結ばれていない端を持って振るだけです。この時、タオルを握る手はグリップ矯正器具で覚えた握り方をしてくださいね。
構えはタオルの結ばれていない方を握って、手をまっすぐ伸ばして体の中心にたらします。
肩が上がるところまでひじを90度以上曲げないように回して、あとは振り子の要領で思いっきり振るだけです。文字だけで分かりにくい方はネットなどで、プロのスイングを参考に見様見真似でしてもらえれば大丈夫です。
思いっきり振る
ここでのポイントは、できるだけの力で思いっきり振るという事です。
ゴルフは練習していくうちに「ボールにちゃんと当てたい、曲げたくない」という気持ちが働いて思いっきり振る事が出来なくなってしまいます。今のうちにその気持ちを持っても思いっきり振れるスイングを体に染みこませておきましょう。
最初は力が入って振りにくいかもしれませんが、振っていくうちにうまく力を抜いて振る事ができるようになります。タオルなので、自分やご家族に当たっても怪我をすることはありませんし、家の壁や家具に当たっても傷がつくことはありません。
とはいえ、周りには注意して練習してくださいね。
この練習方法は上達してからも、練習場に行けない時にお家で簡単に出来る練習法なので覚えておいて損はないですよ。
ゴルフ以外の練習!
ゴルフをプレーすると、初心者の方は何と1ラウンドで10㎞程も歩くと言われています。普段の生活において1日でそんなに歩く事ないですよね。
しかも、ゴルフ場平坦な道はほとんどなく、あっちこっちに走り回らなければなりません。そう考えると、ただ、ゴルフのスイングをしているだけではゴルフは上達しません。
かと言って毎日お仕事して、疲れと帰ってきてトレーニングをするなんてしんどいですよね。そこで、ゴルフにも役立つ、簡単にできる体力強化方法をご紹介します。
先ほども述べたように、ゴルフのプレー時間のほとんどは歩くことです。まずはたくさんの距離をある事を慣れていきましょう。歩き続けることはしなくてもいいので、いつもならエレベーターやエスカレーターを使っていたところを階段に変えるとか、一駅手前から歩くとかそんなもので大丈夫です。
スクワットで体力強化
また、ゴルフにおいて大事なのは下半身なので、何か一つするとしたら、スクワットをオススメします。テレビを見ながら、本を読みながらなどながら運動でいいので実践してみてください。
毎日コツコツしていくことが重要ですし、小さなことの積み重ねが大切です。これは筋トレだけに言えることではなく、ゴルフは基本的にコツコツ地道に練習していくスポーツです。
筋トレは体の強化だけでなく、心の強化もしてくれます。ゴルフはメンタルのスポーツと言われているほどなので、メンタルトレーニングも一緒にできて一石二鳥ですね。
ゴルフの事を知ろう!
ゴルフを始めてみるとゴルフ場でのラウンドデビューがしたくなると思います。
まだ、ご自身のクラブのセットを買ってはいないかもしれませんが、持っていない今からでもできることはあります。ゴルフは審判がいるわけでなく、プレーヤーである皆さん自身が審判になります。
ゴルフのルール
ルールを知っておくのは皆さんのゴルフの味方になるのでとても大切な事です。いざゴルフ場の行く前になって慌てて覚えるのではなく、余裕のある今こそ、読書のつもりでルールを覚える事を始めてみてください。
ルールの本も1,000円程度でよく使うものがカラーでわかりやすく紹介してあるものがあるので是非買ってみてください。簡単に言うと、OBになった時のスコアの数え方や、池に入った時の処置の仕方、またボールのマークの仕方など、必要最低限なものだけでもたくさんあります。
ゴルフのマナー
また、ゴルフにはプレー以外のところで必要なマナーも存在します。この存在が、ゴルフをとっつきにくくしているかもしれませんが、ゴルフをする以上、知っておかなければならない事です。「知らなかった!」では済まされません。
ジャケットやゴルフウェアなど、今のうちから揃えておいていざ来るときに備えておくのもいいかもしれませんね。ゴルフウェアなどを用意しておくとモチベーションの維持にもつながると思います。
まとめ
今回ご紹介したことはまだゴルフを始めていない方だけでなく、ゴルフが上達してきてからもできる練習法でもあります。
確かに、ゴルフはとっつきにくく、上達が目に見えにくいスポーツです。もっと頑張ろうと継続できるようになるまでにやめてしまうなんて方も多いですが、老若男女が揃って一緒にできるスポーツでもあります。せっかくゴルフを始めようと思ったのですから、生涯の趣味になってもらえると嬉しいです。
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