ゴルフの上達法やお悩み別の改善法、クラブの選び方などをレクチャー!
幅広い層のゴルファーをサポートする情報サイトです。

マイクラブで練習しよう!

初心者ガイド
マイクラブで練習しよう

自分自身のゴルフクラブのセットを手に入れると、モチベーションがあがりますよね。
練習場に行ってもゴルフクラブのセットが入ったキャディバックを持っているだけで、上手くなった気分になりませんか?

ただ、実際に皆さんのゴルフの実力は残念ながら何も変わっていないので、練習してみてがっくりするなんて事になってしまうのは悲しいですよね。

そうならないためにも、そのモチベーションと実力を一致させるために練習していきましょう。また、来るべきコースデビューのためにしっかり備えていきましょう。

でも、実際に練習しようと思ってもクラブ全部、どんな練習をすればいいの分からないですよね。

今までは1本だけでコツコツ練習していましたが、ゴルフクラブの数も増え、「今まで以上に練習しなくては!」と思ってはいませんか?

確かに、練習量が増えれば皆さんのゴルフもレベルアップするでしょう。
でもそうなってくると、練習場に通う時間もお金もいくらあっても足りませんよね。効率良くすべてのクラブが上手になる方法を知りたくはありませんか?

今回はすべてのクラブに共通する練習法をご紹介します。

一つ一つのクラブを確認しよう!

一つ一つのクラブを確認しよう
ご自身のゴルフクラブセットを手に入れたら、まずは練習場に向かいましょう!
まず初めにドライバーからウェッジまでクラブセットにあるすべてのクラブを打ってみてください。
今まで一本のクラブで練習してきたと思いますが、そのクラブと同じような感覚で打てるクラブを見つけましょう。

基本的には、同じ番手だと思いますが、メーカーやクラブによってクラブも少しずつ違うので、一応確認するのがいいでしょう。

打ちやすいクラブを見つける

今後、その打ちやすいクラブが今後の練習の基本となります。
他の番手などで練習していて、打ち方が分からなくなったり、ボールにうまく当たらなくなったりしたときに、ちゃんと自分自身のスイングの感覚を取り戻せるクラブになります。

また、コースでも、自信があるクラブが一本あるだけで安心でき、落ち着く事が出来ますよ。
基本となるクラブがわかったら、次にする事はどのクラブがフルスイングでどのくらい飛ぶか見てみる事です。

少し大変かもしれませんが、ナイスショットが出るまで頑張って打ってくださいね。

打ったクラブの飛距離を知ろう

正確に分からなくてもいいので、クラブの芯を捉えて一番飛んだ距離を知っておきます。
自分自身の飛距離を知る事はとても重要で、どの場面でどのクラブを使えばいいかわかりますし、それだけでミスが減ります。

また、一番飛んだ距離というのがポイントで、いざゴルフ場でプレーしていて思ったより飛んでしまったなんて事になると大きなミスに繋がってしまいます。初心者の方は「どうせちゃんと当たらないから」と大き目のクラブを選びがちですが、ゴルフコースでは、奥からのアプローチは非常に難しく、手前から攻めるのが鉄則です。

ナイスショットでグリーンをオーバーして、OBになってしまったなんて事があったら、悲しいですよね。ナイスショットではナイスオンしたいですよね!ゴルフは飛んでしまったより、思ったより飛ばなかった時の方がスコアのミスに繋がりにくいので、覚えておいてください。

ルーティーンを決める!

ルーティーンを決める
「ルーティーン」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
そんな事をするのは、自分にはまだ早いし、ルーティーンは上級者がする事だと思ってはいませんか?
そうではないですよ!
ゴルフを始めた今のうちから、打つ前の動作をしっかりと決めておく事でゴルフコースでも練習場と同様、同じ気持ちで臨めるのでミスが減ります。

ルーティーンでメンタルコントロールする

ゴルフはメンタルのスポーツなので、ゴルフのレベルに関係なく、心を落ち着かせることが出来るのはとても重要になってきます。

また、ゴルフはメンタルと同様、いかに同じスイングを毎回続けることが出来るかが大切です。ルーティーンを取り入れることによって体が毎回同じ動きをしてくれるので自然と正しい構えや動きをすることが出来ますよ。

ルーティーンは長過ぎず、15秒ほどで出来るものを決めてくださいね。
長過ぎると、他のプレーヤーの迷惑になりますし、やる事が多いと皆さん自身が困惑してしまうので、考えていなくてもできるものを決めておきましょう。スロープレーは禁物です。

練習場からルーティーンを取り入れる

ただでさえ始めたころは他のプレーヤーより打数が多くなるので、ルーティーンも長いものだと一緒に回っているプレーヤーに迷惑が掛かってしまいます。

またルーティーンを身につけるためも、練習場では一球ずつ打つたびに必ずルーティーンをしてください。ルーティーンは自分自身を落ち着かせるために、常に同じ動きで同じリズムで行うことが重要なので練習場からルーティーンを取り入れて体に身に付けましょう。

ルーティーンがどんなものがいいかわからないと思いますが、打ちたい方向を決める、構える、打つという簡単なもので大丈夫です。たくさんのプロゴルファーがルーティーンをしっかり持ってスイングしているので、動画など見て、いいと思ったものを取り入れて参考にしてくださいね。

ティーアップしてボールを打つ!

ティーアップしてボールを打つ
基本的に、ドライバーはティーアップして打つと思いますが、他のクラブもティーアップして、地面から少し浮かして打つ練習をしましょう。そうすることによってダフって地面を叩いてしまった時でも手首を守る事が出来ますし、肘などの痛める怪我を防止することになります。

地面を叩いてしまうのは意外と手首や肘に負担がかかってしまっています。練習場のマットの下はコンクリートなどで固いところが多いため、慣れていない方だと怪我をしやすいので注意してくださいね。ティーアップしてボールを打つのは初心者だけでなく、上達してからも体を守れる練習法なので覚えておいてください。

ティーアップは高めに設定する

また、ティーアップを5センチほど高くして打つ練習もしてください。練習場のティーの一番高いものを使うか、自動で上がってくる場合は一番高く設定してくださいね。

ティーアップを高くすることにより、クラブを地面につけて構えてスイングできなくなります。地面にクラブを付けることを「ソールする」というのですが、バンカーはソールして打つことが出来ません。ルールとして、バンカー内でソールして打ってしまうと2打のペナルティーを払う事になってしまうので注意してくださいね。

クラブを地面に触れないで打つのは、練習していないと難しく、ボールを綺麗にとらえることが出来ません。初心者の方でバンカーが苦手という方が多いと思うのですが、ソール出来ない事がかなり大きく、バンカー練習がなかなかできない点にあると思います。

ティーアップでバンカーショットの練習ができる

そのバンカーの練習がティーアップを高くすることによってできるのです。
始めはハーフスイングでクラブの芯でボールをしっかりとらえる事を意識してください。きちんとボールをとらえることが出来ないと、ティーのゴムを打ったような鈍い感覚がします。少しずつ出来るようになったら、フルスイングや、ウェッジでも試してみてくださいね。

ただ、注意点としてウェッジでフルスイングした時に、ボールではなくティーを打ってしまうとボールが上に上がりすぎて練習場の屋根のところに当たってしまうので気をつけてください。

まとめ

今回は全クラブに共通して練習できる方法をご紹介しました。
クラブセットを買って練習量を増やさなくても、効率よく練習すれば皆さんのゴルフの腕もレベルアップします。

時間がない時は基本となるクラブだけ練習するのもいいですし、苦手な事をするだけで大丈夫です。クラブセットを買ったからと言って無理せず、できる範囲の事をしっかり練習してください。やりすぎて怪我をしてしまっては元も子もないので気を付けてくださいね。

では、ゴルフコースデビューに向けてしっかり練習して、頑張りましょう!

次の記事を読む ▶ 自分だけのゴルフクラブセットを用意しよう

前の記事を読む ▶ ゴルフクラブ1本から始めよう!