
こんにちは。ゴルフ坊やだよ!
今回はフェアウェイウッド(以下FW)とユーティリティ(以下UT)についてのお話。
ゴルフはキャディバッグにパターを含めた14本のクラブを入れて良いことになっているんだけど、みなさんは知っているかな?
ドライバーは1本で良いし、アイアンはほとんどセットになっているけど、
FWとUTは自分で何本か選んで購入するんだ。
でも、選ぶにはFWとUTの違いを知らないと選べないよね。
そこをご説明したいと思います。
目次
まずはフェアウェイウッドとユーティリティの特徴を知ろう
最初にそれぞれのクラブの特徴を図解を交えながら解説しますね。
FWはドライバーの仲間
FWはドライバーと同じ「ウッド」のグループ。
芝の上から直接打てるように設計されていて、芝から打てるクラブとしては一番距離が出るようにできているんだよ。
種類は3番ウッド(3W)、5番ウッド(5W)、7番ウッド(7W)が一般的でそれぞれ番手の数値が大きくなるに従って
ボールが高く上がりやすく、その分、距離が出ないようになっているんだ。
長さとロフトはクラブによって、ちょっとずつ違うことがあるよ。
フェアウェイウッドのバリエーション
一般的なロフトと長さ
・3W/15度 43インチ
・5W/18度 42.5インチ
・7W/21度 42インチ
・9W/24度 41.5インチ
FWとアイアンのイイとこ取りがUT
UTはクラブとして確立されたのはFWよりも、ずっと最近で新しいジャンルなんだ。
FWの良いところとアイアンの良いところを掛け合わせて作ったクラブで、ヘッドもFWとアイアンの中間のような形をしているよ。
長さもFWより短く、アイアンより長く設計されている。
番手表記はロフトだけのメーカーと○○UTとかアイアンと同じように表記するメーカーとかあってバラバラ。
ロフト表記を飛距離の目安にすると確実で迷わないよ。
種類は、ロフト19度、21度、23度くらいが一般的なんだけど、新しいジャンルだけあってメーカーによってロフト設定が違うところが多いんだ。
ユーティリティのバリエーション
一般的なロフトと長さ
・17度 40インチ
・19度 39.5インチ
・21度 39インチ
・24度 38.5インチ
・27度 38インチ
フェアウェイウッドとユーティリティの得意なところを知ろう
FWとUTは両方ともドライバーとアイアンの間に位置するクラブだけどそれぞれ得意な分野がちょっと違うんだ。
FWはダフリに強く、UTはボールに当てやすい
FWは、長さがUTより長いので飛距離が稼ぎやすく、重心がUTより深いのでロフトのわりにボールが上がりやすいよ。さらにソールが広いから、少々のダフリなら滑ってボールに当たってくれるんだ。
UTはFWより短いのでボールにフェースを当てやすく、重心が浅いので強いボールが打ちやすいよ。
FWは高弾道でUTは中弾道
ヘッドの形状が違うと飛んでいくボールの弾道も違うんだ。これは前回紹介したドライバーと同じ原理だね。
・FWは重心が深く、高弾道でキャリーが出しやすい
・UTは重心が浅いので強い直線的な弾道で中弾道が得意ここで気を付けてほしいのが、それぞれの飛距離の違い。
同じロフトでもUTの方が長さが短い分だけ飛ばないんだ。FWとUTのメーカーがバラバラだと、この法則がズレちゃうこともあるから購入する時は注意してね。
フェアウェイウッドとユーティリティのおすすめの選び方
皆さんFWとUTの違い分かってもらえたかな?
FWとUTは長い距離を打つクラブだから組み合わせによって距離が長いコースがとっても楽になるよ。じゃあ僕おすすめのFWとUTの選び方を紹介するね。
ドライバーが好きならFW多め、アイアンが好きならUT多め
FWを多めに入れるのが、おすすめのゴルファーは
・ドライバーが得意、もしくは好き
・クラブが長くてもボールに当てられる
・アイアンが苦手
UTを多めに入れるのが、おすすめのゴルファーは
・アイアンが得意、もしくは好き
・長いクラブが苦手
・ドライバーが苦手
アイアンを5番まで、ウェッジをPW、AW、SWと3本入れると想定すると、ドライバーとパターを1本ずつと合わせて、全部で10本。
FWとUT合わせて4本入れられるからFWを多めにするならFW3本UT1本、UTを多めにするならFW1本、UT3本が良いと思うよ。もちろんバランス型のFW2本UT2本でもOK!