
目次
ソールでわかる!おすすめフェアウェイウッドの選び方
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みなさんこんにちはゴルフ坊やです!
このコーナーでも何度か取り上げているフェアウェイウッド。
芝から直接打つクラブの中では一番飛ぶクラブだから、使いこなすとゴルフがとっても楽になるよね。
でも飛距離が出るクラブだけあって、使いこなすには練習がたくさん必要なんだ。そこで今回は、この難しいフェアウェイウッドを打ちこなすためのヒントと選び方を紹介しちゃうよ。
では早速行ってみましょう!
フェアウェイウッドは、直接ボールを打たなくてもいい
フェアウェイウッドはダフっていいようにできている
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フェアウェイウッドはアイアンと違ってヘッドに奥行があるよね。
これは第6回でやったように、ボールを上げやすくするために重心を深くしているからなんだけど、その分ソールには自然と奥行が生まれる。芝から直接打つ事を前提にしたFWだから、このソールにはメーカーの様々な工夫がされているんだ。
簡単に言うと、少しくらい手前からヘッドが接地しても抵抗が無くなるようにソールが滑るように設計されているんだよ。
つまり今のフェアウェイウッドはダフっても良いようにできているんだ。
滑りを考えたソールには種類がある
ソールに突起を付けて滑らせるタイプ
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近年発売されているフェアウェイウッドはみんなソールの滑りを考えて設計されているけど、
特に意識して作られているのが「ゲタ履き」と呼ばれる形状のもの。これはソールにレールのような突起を作り、接地面積を少なくして滑りを良くしようと考えてあるんだ。
また、このレールは接地した時にヘッドがブレないようにして、抜けを良くする効果もあるんだよ。
ソールに丸みやくぼみをつけて摩擦を減らすタイプ
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ゲタ履きは突起を付けて滑りを良くしようとした形だけど、こちらはソール自体の形状を変えて接地面積を減らし、滑りを良くしようと考えている形だね。
ソール全体を丸くしたり、凹みを付けたりして、地面に触れた時に当たる場所を少なくしようとしているんだ。
どちらも狙っている効果は同じで滑りや抜けを良くするための工夫なんだ。
機能性の高いフェアウェイウッドの打ちこなし術
できるだけ緩やかにヘッドを着地させよう
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ソールが滑るように設計されているフェアウェイウッドは、打ち方をちょっと工夫するだけでとても楽に打つ事ができるようになるよ。
まず、最初っから滑るように設計されているから、少しぐらいダフってもOK。
イメージとしては、ボールの直前にソールからやさしく接地させるような感じかな?
フェース面でボールを打つイメージが強すぎると上から急角度で打ちこむようになりがち。
なので、 緩やかなヘッド軌道を心がけること。ボールの手前をソールで擦るぐらいの気持ちがあった方が、スムーズにヘッドが滑ってくれて楽に打つ事ができるようになるよ。
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クラブの特性を生かしたほうがやさしく打てる
クラブの特性を知ればもっと楽に打てるようになる!
今回はフェアウェイウッドのソール形状と打ち方を説明してきたけど、
少しはみなさんのヒントになったかな?
前回の「ドライバーの一発の飛び、平均飛距離」の時にお話したけど、
クラブの特徴や性能を知っておけばミスを減らすことができる。
フェアウェイウッドも同じで、クラブの特徴を知っておけばその機能を生かしやすくなるし、生かせればミスも減るんだ。
特にフェアウェイウッドは、長い距離を打つシビアなクラブだからできるだけミスを減らしたいよね。
だからこそクラブの性能に頼り、その性能をより生かしやすい打ち方をした方が良い結果が得られやすいんだ。
- ソールが滑るので少々ダフっても良いと考える
- できるだけヘッドを緩やかな角度でクラブを振る
- ボールの直前をソールで擦るぐらいの気持ちで打つ
是非試してみてね!
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※平均売価は、2018年1月15日現在の当社売価となり、価格は随時変動しますのでご了承下さいませ。
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