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ザックリは、構えとクラブ両方に原因があります
まずはザックリするメカニズムを知りましょう!
ウェッジで地面にクラブが刺さってしまうザックリ。これが出るとボールがほとんど飛ばず、精神的に大きなショックを受けますよね。
では、どういった状況だとザックリは起きるのでしょうか?
またどんなクラブを使えばザックリは減るのか?
順にご説明していきますよ!
ザックリはクラブの刃が最初に地面に接触すると起こる
ザックリの原因はヘッドの入射角とクラブヘッドにあります!
ザックリとは文字通り、クラブが地面にざっくりと突き刺さってしまうことによって起こるミスです。
ヘッドの入射角が鋭角になればなるほどリーディングエッジと呼ばれる刃の部分がボールより先に地面に触れることでザックリになりやすくなってしまうのです。
ではどうすればザックリを防げるのか?
それにはバウンスの大きなウェッジを使うことが大切です。バウンスの大きいウェッジほどザックリの確率を下げる効果があります。
バウンスとはソールの出っ張りのこと
バウンスはエッジよりも先に接地するためにあります。
バウンスとはシャフトを垂直にした時にヘッドの刃(リーディングエッジ)からシャフト軸線から直角に線を引いた時にソールから出っ張る部分の事を指します。
このバウンスが出っ張るほど、ヘッドを鋭角に振り下ろしても先にバウンスが接地してくれるのでヘッドが刺さりづらくなりザックリのミスがしにくくなるのです。
ハンドファーストに構える人ほど「バウンス大」がおすすめ
バウンスの大きさには種類があり、ウェッジでは6度ぐらいから8度ぐらいまでの出っ張りの少ない設定をローバウンス。逆に12度ぐらいから18度ぐらいまでをハイバウンスと一般的に呼んでいます。
ソールの後方(トレーリングエッジ)側にバウンスの頂点が作られているモデルが多いので、鋭角な入射角で打つと、バウンスが引っ込んでしまってザックリになります。
アドレス時にハンドファーストの度合いが大きい人は、最初からバウンスを引っ込めた状態で構えていますので、バウンスが大きいモデルを使わないとザックリしやすくなってしまうというわけです。
ソールの広いタイプもザックリを軽減してくれる
ハイバウンスのほかに、ソール幅が広いモデルも効果が大です!
バウンスが大きいほどザックリしづらいということはご説明しましたが、それに近い効果を発揮するのがソールの幅が広いモデルです。
ソールが広ければ少々手前からダフっても刃が刺さりにくくなり、滑ってくれるのでバウンスの大きいモデルと同じようにザックリを軽減してくれます。