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第24回 クラブセッティングが決まるとゴルフが楽になる!14本のフォーメーション

ゴルフギアの選び方
14本のセッティングが決まるとゴルフが楽になる!

こんにちは! ゴルフ坊やだよ!!
前回、アイアン本数のお話で少しセッティングのお話をしたけど、今回はがっつりセッティングのお話をしたいと思います。セッティングを考えることで、ミスの度合いも減らすことができるし、コース攻略も楽になるんだ。

「なんとなく14本入れてる」なんて人はすごくもったいないよ。
今日は色々なシチュエーションに合わせてセッティングを僕と一緒に考えてみましょう!

クラブそれぞれの得意技を把握しよう

14本のフォーメーション最初に各ジャンルのクラブ特性をおさらい。セッティングを考える上で大切なのが、各ジャンルのクラブの特性、つまり得意な部分と苦手な部分を把握すること。
これを理解しておけば、自分の苦手なクラブジャンルを他のクラブジャンルで補ったり、コースのレイアウトによって弾道を変えたいときにどのクラブが適しているかを判断することができるよ。

ドライバー
得意: 一番距離が出る
苦手: 一番長いので振りにくい。ミスすると怪我が大きい。

フェアウェイウッド
得意: 芝から打てるクラブで飛距離が出しやすい。ロフトが増えるほど高い弾道が打ちやすい。
苦手: 長さがあり、重心も深いのでミートしづらい

ウッド型ユーティリティ
得意: フェアウェイウッドよりボールに当てやすくて、弾道の高さを抑えやすい
苦手: フェアウェイウッドより短いぶん飛距離が出しづらく、弾道の高さはやや低い

アイアン型ユーティリティ
得意: ロングアイアンより高さが出しやすい。ウッド型ユーティリティより弾道の高さを抑えやすい
苦手: ウッド型ユーティリティより弾道の高さが出しづらく、キャリーが稼ぎにくい

アイアン
得意: ボールに当てやすい
苦手: 長い番手(3番~6番)の弾道の高さが出しづらく、番手間の飛距離の差が出にくい

自分のスタイルに合わせてセッティングを考える

ゴルフは、14本以内であればどのジャンルのクラブを何本組み合わせてもOKなんだ。だから苦手なクラブを減らして、好きなクラブを多く入れるなんてこともできちゃう。

苦手なクラブは少なめのセッティングにする

例えば、フェアウェイウッドが苦手ならフェアウェイウッドの本数を減らして、ウッド型ユーティリティやアイアン型ユーティリティを増やしたり、アイアンが苦手ならウッド型ユーティリティやロフトのあるフェアウェイウッド、いわゆるショートウッドを増やしたり。

無理に苦手なクラブを使う必要はないんだよ。

フェアウェイウッドが苦手なゴルファーのセッティング苦手なフェアウェイウッドを抜いてユーティリティを増やしたセッティング。
ウッド型ではなくアイアン型ユーティリティを増やしてもOK。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

アイアンが苦手なゴルファーのセッティングアイアンを極力減らし、ウッドとユーティリティを中心にセッティング。
ユーティリティを減らし、9番ウッドを入れても良い。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

自身の弾道高さのクセを補うセッティング

ゴルファーのスイングは皆それぞれ違うから弾道の高さも人それぞれ。高い弾道の方もいれば、低い弾道の方もいるよね。

根本のスイングを直すのも一つの手だけど、クラブを替えて弾道の高さを修正するのも手だよ。スイングの苦手分野をクラブが補ってくれると無理に修正しようとする動きも減るから、結果的にミスもしにくくなるんだ。

弾道が低めなゴルファーのセッティング弾道の低さを補うために上がりやすいウッド系を増やしたセッティング。
6Iを減らしてユーティリティを増やしてもOK。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

弾道が高めなゴルファーのセッティング低めの強い弾道が打ちやすいクラブを中心としたセッティング。
アイアンが得意ならアイアン型ユーティリティを増やしても良い。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

コースのレイアウトによってセッティングを考える

ここまでは「自分のプレースタイル」に合わせるセッティング案のお話。

今度は「プレーするゴルフ場の状況」に合わせてセッティングを変えると、これまたゴルフが楽になるってお話だよ。日本にはたくさんのゴルフ場があって、アップダウンのある山岳コースや丘陵コース、木々でホールがセパレートされている森林コース、風が大きく影響するシーサイドコースなどなど、色々なシチュエーションがあるよね。

そのコースごとにセッティングを変えると風や高低差などでのクラブ選択の悩みが減るからプレーに集中することができるよ。

アップダウンのあるゴルフコースのセッティングコースの高低差に影響を受けにくい高い弾道が打ちやすいクラブを多くしたセッティング。ユーティリティはお好みでOK。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

フラットで風の影響が強いゴルフコースのセッティング風の影響を受けにくい弾道が低くて強い弾道を打ちやすいクラブを多くしたセッティング。こちらもユーティリティは好きな番手でOK。
※ウェッジはPW、AW、SWの3本と想定
※ユーティリティの表記はロフト
※番手・ロフトと飛距離は目安、メーカーやクラブの設定により異なります

長めのショートホールに合わせてセッティングする

意外と有効なのが、その日のコースに長めのショートホールがあればそのホールでピッタリのクラブをセッティングに組み込むこと。

「たった1ホールの為に?」 って思うかもしれないけど、1日に14本全部使うことって実はなかなかないんだ。使う可能性の少ないクラブを抜いて、そこにショートホールに合わせたクラブを入れておけば、14本の枠を有効に使うことができるよ。
距離のある池越えのショートホール長い打ち下ろしのショートホール

ショットの結果はスイング、クラブ、コースの状況で決まる

ここまで色々な要素に合わせたセッティング案をご紹介してきましたが、少しは皆さんのヒントになったかな?
ショットの結果は、スイングに加えてクラブの性能や特徴、そしてコースの状況や環境が絡み合わさって決まるから、できるだけミスが起こりやすい原因になるものは無くしておきたいよね。

14本のレギュラーに加えて、スーパーサブを作っておこう!

それを手っ取り早く減らせるのが状況にあったクラブを使うことなんだ。
その為には、普段使う14本のレギュラークラブだけでなく、状況に合わせて入れ替えられるスーパーサブのクラブを作っておくと便利だよ。

自分のスイングやよく行くコースに合わせて今のセッティングがベストかどうか、一度考えてみてね。
クラブを1本入れ替えるだけで、その日のゴルフがすっごく楽になるかもしれないよ!

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