ゴルフの上達法やお悩み別の改善法、クラブの選び方などをレクチャー!幅広い層のゴルファーをサポートする情報サイトです。

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第48回 長尺ドライバーの選び方!

ゴルフギアの選び方
長尺ドライバーの選び方!

長尺ドライバーの選び方!


こんにちは! ゴルフ坊やだよ! 最近ではドライバーの長さもどんどん伸びてきて45.5インチぐらいが標準になってきて、メーカーさんが当たり前のようにルール上限ギリギリの47.75インチを発売するくらいになってきてるよね。
 
メーカーさんがそんな長いクラブを用意する理由はもちろん、最大飛距離を伸ばせる可能性があるから! 皆さんだって「こっちの方が絶対飛ぶ!」って言われたら欲しくなっちゃうよね? 今日は長尺ドライバーの選び方や、使いこなすちょっとしたコツを教えちゃうよ!


長尺ドライバーの特徴をおさらい


クラブが長いと遠心力が高まり同じ力でもヘッドスピードが上がる

ドライバーの長さがどんどん伸びている理由は、同じパワーでも長さが長いクラブの方がより遠くに飛ばせる可能性が高まるから。
 
クラブが長ければ長いほど、スイングした時にスイングアークが大きくなり、より強い遠心力がヘッドにかかる。だからヘッドスピードが稼ぎやすくなり、大きな飛距離が得られやすくなるんだ。


クラブが長ければ長いほどヘッドの遠心力が高まり
ヘッドスピードが稼ぎやすくなるため、より飛距離が得られやすくなる。

ただ単に長さを伸ばすだけでは振りづらくなるだけ

実は、長尺ドライバーは、ただ長くしているわけじゃないんだ。クラブが長くなるほど軽めに作られているんだよ。
 
ショートアイアンが短くて重く、ロングアイアンが長くて軽いのと同じ理屈で長いクラブほどスイング中に抵抗が生まれるから振りやすさを確保するために軽く作られるんだ。
 
ヘッドの素材がパーシモンだった時代はクラブを軽く作ることが難しかったから、一番長いドライバーでも43インチぐらいしかなかったんだ。軽く作れる素材の普及と技術の進歩で、はじめて「みんなが使える飛ぶ長尺ドライバー」が作れるようになったんだよ。


クラブを単純に長くするだけでは、必要以上に抵抗が大きくなり振りづらいクラブになってしまう。長さを長くした分、軽く作ることによってはじめてヘッドスピードを高めやすくなり、飛距離アップが望めるクラブになる

自分が飛ばせる"長尺"はどうやって見分ける?


バランスや重さにこだわりすぎると自分に合う1本には出合えない

長尺ドライバーは、とにかく飛距離を追求するために長さを長く設計しているクラブだから他のクラブと同じ基準で捉えてもあまり意味がないんだ。
 
このコラムでも過去にお話したバランスや重量もそのひとつ
 
FW以下のクラブは、重さとバランスを同じようにフローさせると振り心地を近づけることができるんだけど、長尺ドライバーを同じ基準に当てはめても振り心地は揃わないんだ。
 
だから「バランスがD1じゃないから」とか「重さが軽すぎる」とかの理由で選択肢から外すのはとってももったいないこと。長尺ドライバーは今持っている概念を捨ててチェックすることが大切だよ。


極端に長く設計されている長尺ドライバーは、他番手と同じ基準で比べてもあまり意味がない。それだけに数値やスペックだけでクラブの振り心地は判断するのは難しい。

長尺はテンポがゆっくりな人ほど合いやすい

自分にあった長尺を探す上で「そもそも、自分は長尺に向いているのか?」っていうのが気になるよね。
 
結論から言うとスイングテンポがゆっくりな人ほど長尺に向いているんだ。言い換えれば、テンポの早いゴルファーは長尺が打ちづらいってこと。
 
クラブが長くなればなるほど、トップからの切返しやインパクトでしっかりと"間"を取ることが必要になるから、テンポの早いゴルファーだと"間"が少なくなってしまって振り遅れのミスなってしまうことが多いね。


長尺はヘッドを支えている手から遠くなって、切返しやインパクトでヘッドが動く距離が長くなる分、"間"が必要になる。スイングテンポの早いゴルファーはその"間"が短いため、長尺を打ちにくいと感じる人が多い。


自分にあう最適な長さを確認する方法はコレ

自分に合った長さを確認する方法のひとつとして覚えていて欲しいのがグリップを短く持って打つ事
 
最初は長尺をできるだけ短く持って打ってみてね。
普通の長さのドライバーと同じくらいミートできるようであれば、徐々に持つ長さを伸ばして打っていく。
 
普段よりミート率が落ちてきたら、その「ミート率が落ちる一歩手前」が打てる長さの基準になるところだよ。もちろんスペックやシャフトによって特性が違うからその長さがどのクラブにも当てはまるかとは言いづらいけど、基準になるから是非一度やってみてね!


グリップの一番短いところを握って打ち、当たらなくなるまで徐々に握るところを長くしながら打っていく。そして当たらなくなった一つ手前が、自分が打てる長さの基準となる。


長尺ドライバーはとにかく打ってみよう!


中古クラブは実物が打てるので合った物が探しやすい

長尺ドライバーのお話はどうだったかな?
やっぱりゴルフは飛んだ方が楽しいけど、曲がってばっかりじゃ楽しくないよね。
 
飛距離も出て、できるだけ真っ直ぐ飛ぶ長尺ドライバーに是非一度出会ってみてもらいたいな。
そのためには、試打するのが一番!
中古クラブは実物を試打することができるから自分に合っているかを確認しやすいよ!
 
もともと長尺ドライバーは、ヘッドスピードが低くて飛距離があまり出ないゴルファーに向けたクラブだったんだけど、最近はハードヒッターや上級者に向けた長尺も数多く発売されているよ。
 
その、ハードヒッター向け長尺かどうかを見極める目安としては、重さが300g以上あるかないか。300gオーバーの長尺はハードヒッターや上級者でもさらに飛距離が期待できるモデルだからもともとヘッドスピードが速い人でももっと飛ばしたい!って思うなら試してみてね!


ハードに打てる長尺1W

アベレージ向け長尺1W

※価格は当社平均売価です。


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